図鑑データ
「瑞鳳です!大規模改装しちゃいました!ぎゅぅう~っと、もっと、頑張ります!」
概要
2018年2月21日に、改二と同時に実装されたコンバート改装状態。
改二乙は改二改装可能レベルと同じLv80で、弾薬180、鋼材80、高速建造材20個、開発資材5個を消費する。また改二乙から改二に戻す場合も同量の資材を必要とする。
資材自体はかなり安いものの、20個要求される高速建造材は他に比べて集めにくいため、不用意にポンポンとコンバートを繰り返すと高速建造材不足に陥るリスクにだけは注意。
ただ建造が終わった提督にとっては最早持て余すだけのアイテムと化している場合が殆どで、デイリー任務やデイリーの南西任務でバシー海域を周回していると嫌でも溜まっていく物なので、建造ドックに課金していなくて毎日の建造で高速建造材を使っているような提督でもない限り、十分な数が残っていると思われる。
むしろネックとなるのはコンバートするごとに再度必要となる近代化改修の手間と言えそうである。ちなみにこちらも、ケッコンカッコカリが前提となる上、ランダム要素を完全には排除できないが、レベル150近くになってくるとほとんど最大値の状態を保持できるため、近代化改修の手間を最低限に抑えることも可能である。
尚、史実でもマリアナ沖海戦後に旗風らが参加していた小笠原方面への輸送船団の間接護衛として、第九三一海軍航空隊(シーレーン防衛専門部隊)所属の九七式艦上攻撃機を搭載して出撃していた事があるため、護衛空母化は全くのIF改装という訳でもない。
容姿
困った感じのどこかあどけない雰囲気だった改と比べて笑顔で余裕のある雰囲気となった。
改二通常形態は瑞鳳最後の出撃時の迷彩を取り入れているため瑞鶴と同じ緑色だが、改二乙では瑞鶴改二甲と同様に改装前の紅白の色合いとなっている。
状況として迷彩が不要になった為元の紅白に戻したとも解釈できる。
迷彩に関して長らく改でこの色だった為、愛着のある提督も多く、改造するか迷う提督も見受けられる。
ただ瑞鶴と異なり改造に消費する資材はかなり軽いので、近代化用の素材がすぐに準備できるようであれば、マップの特性を調べ、都度改装を繰り返すのもいいだろう。
性能
改二のステータスと比較すると
『火力+2、装甲+1、回避-7、対空+18、搭載-7、対潜+48、索敵-3、射程長』
回避、索敵、艦載数が低下し、それ以外が向上した。特に火力は更に上がって「48」となり、射程もさらに伸びて【長】と高い火力を活かしやすくなった。
射程は駆逐や巡洋艦が編成されていることが多い連合艦隊・第2艦隊では先に行動できるのが強み。
だが逆に通常艦隊編成や連合第1艦隊に編入した場合、大和型・イタリア戦艦以外の戦艦や正規・装甲空母を先に行動させたいことが多い場合には若干向かない。ただ彼女自身、火力は十二分に備えているので、戦爆連合装備を施せば、戦艦クラスの敵を中・大破に追い込むことも容易い。彼女が先に動く事を前提に編成や装備を組む事で彼女の長射程を活かせるだろう。水上打撃部隊へ編入し制空を最優先した搭載を施した場合は火力が大幅に下がり高火力艦の攻撃順を遅らせてしまうデメリットとなるため、その役割にはあまり向いていない点に留意するべし。
また艦種も護衛空母になったため、輸送艦隊に編入できるほか、対潜先制爆雷攻撃を行えるようになった。 発動させるには対潜値7以上の艦載機を搭載した上で対潜値を65以上にする必要がある。
同じく護衛空母である大鷹改二と比較すると、(大型ソナー以外の)小型ソナー・爆雷を積めない分対潜火力に劣り夜戦攻撃もできないが、その他のステータスで勝っている。また大型ソナーを装備すれば対潜値50からでも先制対潜が可能となるので、もし所持しているのであれば積極的に装備させよう。
状況として、道中に潜水艦が出現する様な海域では、軽巡洋艦・駆逐艦に対潜装備を積む余裕がない場合が多い為、彼女に対潜装備を施して先んじて数を減らす等の使い道もある。また練度や装備次第で夜間航空攻撃の装備構成を維持したままで先制対潜との両立も可能なので、よく見極めて編成に組み込むといい。
正規空母並みの活躍?軽空母瑞鳳、第二次エンガノ岬沖奮戦記
『捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(後篇)』最終海域E-7「暁の水平線に勝利を――「第二次エンガノ岬海戦」」では、第1ゲージボスと第2ゲージボスに対して他の史実艦同様、瑞鳳(無印~改二乙)が特効を持っている事が確認されていた。
特に第1ゲージのボス戦艦水鬼改の装甲は半端ではなく難易度甲の最終形態の「-壊-」では装甲値「305」まで上昇し雷巡や幸運艦のカットイン攻撃すら弾き返してしまうレベルである。そんな中にあって瑞鳳改二OR瑞鳳改二乙は「TBM-3D・F6F-5N・F6F-3N・夜間作戦航空要員or夜間作戦航空要員+熟練甲板員」の夜襲カットイン構成を装備する事で自身の特効の効果に加え、夜戦カットインに艦載機熟練度のクリティカル補正も適用される為、クリティカルさえ引いてしまえば相手の装甲乱数に依存せずに200以上の大ダメージを狙えることから、E-7最深部においては瑞鶴と共に艦隊の一翼を担い、多くの提督たちの切り札となった。更に第2ゲージボスの深海鶴棲姫に対しては「1.8倍」の特効補正も持っている為此方は夜襲カットインでクリティカルを引こうものなら丁字不利だろうが500近いの特大ダメージすら可能であった
改二以前から自称していた「正規空母並みの活躍」が、ただの大言壮語でなくなった瞬間である。
さらに重要な点として、最も火力の高い夜襲カットイン構成であるTBM-3D(+8)・F6F-5N(+4)・F6F-3N(+5)の三機を装備することで装備対潜値が+17を超えることが挙げられる。
……何を言っているのかわからないって?もう一度この「性能」の項目を読み直してみよう。
- 瑞鳳のLv99以上での素対潜値は48となる
- ソナー無しで対潜先制爆雷攻撃を行うには装備込みの対潜値が65以上必要である
- 48+17=65
お分かりいただけただろうか。そう、瑞鳳改二乙を夜襲カットイン構成にすることで、同時に対潜先制爆雷攻撃が可能になるのである。※1
レイテ沖海戦(後編)E-7ではボスもさることながら、道中で待ち構える潜水艦隊が強敵として提督たちに立ちはだかった。そんな中で彼女の対潜能力は、ボスでの火力を削らずにわずかなりとも道中突破率を上げる貴重な一手となったと言えるだろう。※2
※1:ただしこの編成で対潜先制爆雷攻撃が可能なのは基本的にはLv99以上に限る。それ未満でも練度によっては零式水中聴音機やSwordfish Mk.III(熟練)、同Mk.II(熟練)を装備することで先制対潜攻撃が可能となるが、この場合は肝心の夜戦火力という面で妥協を迫られることになる。また、海防艦娘を使った近代化改修で対潜を上げることができるのでLv99未満でもこの編成での先制対潜爆雷攻撃は不可能ではない。
※2:対潜シナジー装備というわけではないのでそこまで威力は出ない(先制対潜=高威力、ではない。とはいえ、対潜陣形なら反航戦でもソ級flagship程度は黙らせてくれるが)。
関連イラスト
関連項目
武蔵改二・・・同じく作戦開始と同時に改二になった。
瑞鶴改二/瑞鶴改二甲・・・最後のエンガノで一緒だった相方。寄り添いながら退避する姿が米軍の写真に収められてる。