概要
四皇シャーロット・リンリン率いるビッグ・マム海賊団幹部。シャーロット家の三男で、リンリンが治める万国ではポリポリ島、マメマメタウンの豆大臣を務める。
坊主頭で大柄な男。厚手のコートを着てその上からベルトを巻いている。
シャーロット家次男カタクリ、四男オーブンとはあまり似ていないが三つ子の関係である。
プロフィール
人物
ビッグ・マム海賊団主力の一人。
スイート3将星、ペロスペロー、コンポート、オーブンと共に、ビッグマム海賊団の実力者としてその名を挙げられている。
マムへの忠誠心が高いが気が短く粗暴で冷酷な性格。
重要な任務を失敗した上に悪あがき的な行動をとっていたとはいえ華奢な妹を「役立たず」呼ばわりし邪魔だからと突き飛ばすなど、基本的に兄弟仲のいいシャーロット家の中でも荒っぽい。
強力かつ広範囲の攻撃手段を持ちつつも戦闘スタイルは直情的で、味方の船をも巻き込む攻撃を仕掛ける事も辞さない。
ただ、粗暴ではあるが身勝手というわけでもなく、プリンを役立たず呼ばわりしつつも、ある程度加減し戦線から距離を取らせる・相手からの指摘を不満気な表情を見せながらも受け止めるなど、ささやかではあるが協調性や人間味のある人物でもある。
能力
名称 | ホヤホヤの実 |
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解説 | ランプの魔人を召喚する |
種類 | 超人(バラミシア)系 |
自分の体をアラビアのランプに見立て、腹部をコスコスとこすり続けることで腹部あたりから自分に忠実な魔人を召喚する。
召喚した魔人はアラジンに登場するようなアラビア風の姿。漫画ではベタ塗りのため体色は不明。アニメでは藍色。下半身は雲のようになっており、飛行も可能。また、制限があるようだが、魔人はかなり遠くまで遠隔操作ができる。
サイズもある程度コントロール出来るようで、巨人族並みのサイズにすることも可能。
この魔人は魔人自体が人格を持っているなど悪魔の実としては類を見ない特徴がある。魔人の性格は主であるダイフクに忠実であり、ダイフクの命の元に従い戦闘を行う。
魔人は武器に薙刀を使用。その薙刀の威力たるや、攻撃をガードしたサンジを吹き飛ばすほどの強さを持ち、一度振れば、斬撃の余波である程度離れた小型船数隻を一気に両断するほどの威力を持つ。
王下七武海のジンベエも「手強い」と評しており、シャーロット・オーブン同様相当な実力者であることが伺える。
ただしダイフクの粗雑さもあってか、攻撃の正確さはわりと大雑把で、スピードもあくまで普通。
素早い相手には翻弄されることとなる。
「ホヤホヤ」という名前は、ランプの笠の部分「ほや」から来ていると思われる。
…しかし、魔人の維持の為に本人はコマ外でずっと腹をコスコスこすってると思うと何ともシュールな絵面である。
技
- 魔人 斬(マジ ギレン)
召喚された魔人が薙刀で攻撃する。
活躍
ホールケーキアイランド編で登場し、麦わらの一味のサンジとビッグ・マム海賊団船長シャーロット・リンリンの娘プリンの結婚式に出席。(アニメではホールケーキ城に到着した時の様子や、式前にビッグ・マムに恨みを持つジグラが雇った「臓器販売暗殺集団」をカタクリやオーブン達と共に撃退している様子が描かれた)
サンジの暗殺計画が始動すると、サンジ暗殺をしくじったプリンを殴ってどかし、サンジを殺害しようと魔人をけしかけた。しかし、マムの慟哭で身動きが取れなくなり、サンジ殺害は失敗。
兄のカタクリの機転で身動きが取れるようになると、退却するルフィ達を追いキャロットを取り押さえるが、ジェルマ66のヨンジに妨害され取り逃がしてしまう。その後に一時はルフィ達を殺害する直前にまで追い込むも、玉手箱の爆発により城が爆発。戦闘がままならない事態になり、結果的に取り逃がす。
その後は、マムの喰い患いによる暴走に四苦八苦しながらも自身は麦わらの一味追撃を担当。
シャーロット・ブリュレの能力で別の島へ回り込みをし、艦隊を率いて麦わらの一味を迎え撃つ。
しかし、戦闘の際には月の獅子(スーロン)と化したキャロットにより自身や自身が率いる船の舵輪を破壊され激昂。
彼女をなんとか仕留めようと、怒りのまま魔人による斬撃で攻撃するが、月の獅子になったキャロットの速度を捉えることができず、逆に逆手に取られて自身の艦隊を破壊する結果となった上、舵輪を破壊されてしまったため船が制御不能となり、自身の艦隊すべてが波に流されて麦わらの一味討伐部隊から離脱してしまった。
その後はなんとかスムージーの艦隊に合流し、再び麦わらの一味追撃に加わった。