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リベレーションズ2の編集履歴

2018-05-14 17:45:37 バージョン

リベレーションズ2

りべれーしょんずつー

「バイオハザードリベレーションズ2」は、2015年3月19日にカプコンより発売されたバイオハザードシリーズのゲームである。

概要

2012年に発売されたリベレーションズシリーズの第2作目。時系列的に「5」と「6」の間に位置する。今回は「クレア編」と「バリー編」の2つのエピソードが存在する。

「クレア編」は前作に登場したクリス・レッドフィールドの妹クレア・レッドフィールドと、モイラ・バートンの2人が主人公となり、孤島からの脱出に挑むエピソードである。

「バリー編」はクリスやジルと同じB.S.A.Aのメンバーであり、モイラの父親であるバリー・バートンが孤島で出会った謎の少女ナタリアと共に娘を助けるため単身孤島に乗り込むエピソードである。

今回も前作と同様、日本語版と英語版のどちらかの言語を選んでゲームを進めることができる。


従来作に比べてサイレントヒル的な「雰囲気の恐怖」による演出が強く意識されており、ステージは暗所が多く、敵が暗闇や物陰から奇襲してくるパターンが大幅に増えている。

また、敵に気付かれないよう行動することが重要な要素の一つとなっており、しゃがみ移動やステルスアタックの追加により、敵に忍び寄って一撃で仕留めることで弾薬の節約に繋がる。

なお、この新要素は後発の「バイオハザード7」にてより特化された形で受け継がれている。


各ステージは主人公とサポートキャラの二人チームで行動することになるが、サポートキャラは銃が使えず、戦闘は主に主人公の役目となる。

攻撃面では制約の多いサポートキャラだが、上述の新要素に対応する上で有利となる特徴を備えており、サポートキャラとの効率的な連携がステージ攻略の重要な鍵となる。


主要登場人物

 「クレア編」の主人公。「コードベロニカ」以来の抜擢となる。32歳。

 「クレア編」のサポートキャラ。バリーの上の娘。過去のトラウマにより銃が使えないため、バールと懐中電灯でクレアを援護する。20歳。


 「バリー編」の主人公。旧S.T.A.R.S.生存メンバーの中では初抜擢となる。51歳。


 「バリー編」のサポートキャラ。前作の事件「テラグリジア・パニック」の生存者の少女。子供なので銃は使えないが、優れた感知能力と投石でバリーを援護する。


 クレアたちを孤島に拉致した謎の女性。孤島にバイオハザードを引き起こした張本人。


サポートキャラ特性

モイラ・バートン(クレア編)

ライト

手持ち式の懐中電灯を所持する。クレアが自前の光源を持たないため、暗所での探索には必須。ただし、当然ながら点灯中は敵に見つかりやすくなるので注意が必要。

構えることで狭い範囲に強い光をあてるピンポイント照光が可能で、これで照らさなければ取得できない隠しアイテムが存在する。また、クレア編の主な敵となるアフリクテッド系の雑魚敵の顔面に当てることで目を晦ませ、一定時間怯ませることも可能。この時は格闘アクションによる追撃が可能となるため、弾薬を消費せず大ダメージを与えるチャンスとなる。


バール

工具のバールを所持する。銃が使えないモイラ唯一の攻撃手段で、攻撃は二連続までコンボ可能。扉を塞ぐ一部のギミックを解除する際に必須となる。

威力・リーチ・怯ませ性能共にクレアのナイフ攻撃を凌ぐが、発生が遅めなので正面から仕掛けるのは基本的に不利。背後から当てることで敵をダウンさせることが可能で、こちらもライトによる怯ませ同様格闘アクションによる追撃チャンスとなる。なお、モイラ自身は怯み中・ダウン中の敵に対する追撃は可能だが、ステルスアタックは出来ないので注意が必要。


ナタリア・コルダ(バリー編)

ナタリアセンス

ナタリアに備わった鋭敏な感知能力。ナタリア操作中のみ、感知範囲内に居る敵にオーラのようなエフェクトが掛かり、壁越しでも近くの敵の位置を把握することが出来るようになる。オーラは敵の状態によって色が異なり、普段は黄色だが、バリーたちを発見して戦闘態勢に入ると赤色になる。

また、構えることで「指さし」が可能となり、これでターゲッティングしなければ発見できない隠しアイテムが存在する。バリー編での探索の鍵を握る生命線となる。


投石

ステージ各所に落ちているブロック状の石を拾って武器とする。銃が使えないナタリア唯一の攻撃手段で、拾った石を投擲武器として敵に投げつけることが可能となる他、近くの敵に対しても振り下ろし攻撃でダメージを与えることも可能。

ただし、石は一個ずつしか持てない上、ステージ移動や特定の移動アクションで勝手に捨ててしまうため、こまめに拾い直す必要がある。また、一定回数の攻撃で壊れて失われる。


関連用語

  • ザイン島

物語の舞台となる、大洋の真っただ中に浮かぶ絶海の孤島。隔絶された土地ながら鉱山業などでそれなりに栄え、少なくない数の島民が住んでいる。地図にも載っておらず、閉鎖的かつ排他的な風習が根付いており、事情を知らずにやって来た部外者を監禁するすることなどもあった。

しかし、近年では島の経済を支えた鉱山が枯渇し、財政危機が懸念され大きな問題となっていた。そこに「救世主」と呼ばれる謎の人物が来訪、施設を誘致するなどして島内を鉱山の枯渇前以上に繁栄させる功績を上げたが、同時に島民の行方不明者が続発、更には人々が凶暴化する謎の奇病が流行し、悲劇は幕を開けることとなる。

  • T-Phobos

今作の代表クリーチャー「アフリクテッド」を生み出す切っ掛けとなった新型のTウイルス亜種。これまでの亜種とは異なり、感染するだけでは無害で直ぐには発症しない。しかし、何らかの外的要因で感染者の「恐怖心」が極限まで増幅した場合に発症するという特殊な性質を有する。これが何を意味するのか、このウイルスの開発目的は何なのか、現時点では謎に包まれている。


  • ウロボロス・ウイルス

T-Phobosと共に島内に蔓延るクリーチャーの発生源となったウイルス。「5」にてアルバート・ウェスカーが開発し、今作でも人間の死体を素材にしたクリーチャーを生み出している。



主な出演クリーチャー


※序盤に登場する雑魚のみ抜粋


T-Phobosウイルス』と呼ばれる新型のTウイルス亜種に感染した人間が、恐怖心などを引き金に変異してしまうクリーチャー。

一言で言えば「元気なゾンビ」に近く、外見の腐敗・損傷などはゾンビに類似するが、走って接近してくるなど動きは機敏で、簡単な武器を用いる程度の知性は残っている。

ゾンビとは異なり寿命も長く、何も栄養を摂取しなくても半年以上生存するが、時間が経過すると肉体の腐敗・衰弱が進んで身体能力が低下し、弱体化してしまう。

また、感染者の身体能力が高い場合、通常よりも強力なアフリクテッドに変異することがある。

弱点は夜目が利く分眩しい光には耐えられないことで、懐中電灯の直射を顔面に浴びせることで、しばらくの間呻いて動けなくさせることが可能…なのだが、そのことはアフリクテッド側も自覚するだけの知能はあり、手をかざして光を遮りながら接近してくることもある。

ゲーム中に登場するアフリクテッドの多くは、ウイルスを投与された孤島の住人が拷問を受けて変異した成れの果てであるため、凄惨な容姿となっている者が多い。


発症から時間が経過し、肉体の腐敗・衰弱が進んでしまったアフリクテッドの成れの果て。

外見的には「コードベロニカ」に登場する墓場ゾンビが服を着た状態に近く、頭髪は全て抜け落ちてやせ細り、服装以外生前の姿を留めない酷い状態になっている。

アフリクテッドとは異なり動きは緩慢で探知能力も低く、こうなるとゾンビに毛が生えた程度の戦闘力しかないため対処は楽だが、知性は余り衰えていないのか武器を使う個体も稀に居る。


鉱山労働者が変異したアフリクテッドに鉄仮面を被せ、大斧を武器として持たせた個体。

生前から屈強な肉体を誇った者が素体のため、通常のアフリクテッドよりも力が強くタフ。

動きこそ遅いが大斧による一撃が強烈で攻撃範囲も広く、更には鉄仮面のせいで威力の低い銃器ではヘッドショットが通用しない厄介な相手。


アフリクテッド化した犬。恐怖心を煽るために被せられた思しき袋で頭部を覆われている。

役回りは概ねゾンビ犬だが、変異によって大型化しており、尚且つ生前の姿を留めおらず、牙の代わりにトラバサミが顎に仕込まれており、俊敏な動きで噛み付き攻撃を見舞う。


5」に登場したウロボロス・ウイルスを用いて作り出されたB.O.W.。

数体ほどの死体を取り込んで一個体の生物を為しており、噛み付きや体の一部が変化して形成された武器部分で攻撃を仕掛けてくる。

ウロボロス・ウイルス由来のコアも健在で、頭部・両腕・両脚の何れかに潜んでいるコアを見つけ出して破壊しなければトドメをさせないため、非常に厄介。

一応人型だが、その動きは操り人形のように奇怪かつ不気味で、見た目と違って動きも素早く、特に時折移行する四つん這い状態では、主人公の走りを凌駕する驚異的な移動速度を発揮する。

死体さえあれば比較的容易に作り出せることから、アフリクテッド化する前に死亡した人間、行動不能に陥ったアフリクテッドやロトンなどを再利用する役目も果たしている。

ただし、熱に弱いのも相変わらずで、火炎ビンならばコアごと焼いてそのまま倒せる。


関連タグ

バイオハザード バイオハザードリベレーションズ

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