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アレックス・ウェスカー

あれっくすうぇすかー

『バイオハザード リべレーションズ2』の登場人物。
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CV:メアリー・エリザベス・マクグリン/深見梨加(日本語音声)


概要

収容所に囚われたクレア達に、いつの間にか装着されていた腕輪のようなものから「オーバーシア(Overseer;監視者・監督・監視する者)」と名乗って時々メッセージを送る謎の人物。
本作のラスボス。「聖母」と崇拝されている。
国籍不明の51歳の女性。身長 177cm、体重 54kg。
容姿は長身かつ細身の均整のとれたプロポーションの持ち主であり、理知的な雰囲気を醸し出すモデル風美女で金髪のカールを巻いたセミロングヘアーに白いレディーススーツを着こなし、パンプスを履いている。
フランツ・カフカの『変身』の一節をクレア達に投げかける。

その正体はオズウェル・E・スペンサーが計画したウェスカー計画の第一候補者で12番目のウェスカーである(13番目はアルバート)。
ウェスカーの呪いを受け継ぐ者であり、ある意味スペンサーの呪いの産物や落とし子と言える。
アルバートと血縁関係はないが、自らを遠回しにアルバート・ウェスカーの妹だと名乗っている事からアルバートを本当に兄同然に慕っていた事が伺える。
実際にアルバートも「ウロボロス・ウイルス」が完成段階に達した時点で現物を提供しており、 アレックスがアルバートを兄と慕っていた様にアルバートがアレックスをどう思っていたかは不明だが、冷徹な彼にしては珍しく一定以上の信頼を寄せていた模様。

常に落ち着いた口調で話すが、「ねえ、教えて その“恐怖”を 今 どんな気持ち?」と質問するなど、陰険かつ不気味で悪趣味な性格。

実はすでに「5」の時点で名前だけ登場しており、彼女と思しき人物(署名:アレックス・W)が纏めたW(ウェスカー)計画についてのファイルを入手出来る。
追加エピソードである「Lost In Nightmares」でもその存在を確認できる。

余命幾ばくもないスペンサーに不老不死の研究をさせられていたが、実はアレックスも病気持ちであったため、スペンサーからもらい受けた実験体という名の研究材料と研究結果を持ち逃げしてしまう。
不老不死の研究を自分のために使った結果、「転生の儀」という結果に辿りつく。
この「転生の儀」というのは、他人に自らの人格を移すというものであった。
その実験を成功させるためには、恐怖を克服した人間が必要であり、その恐怖を克服した人物こそがナタリア・コルダであった。ナタリアはテラグリジアパニックで両親を失ったため、恐怖という感情がなかったのである。まさに、アレックスにとっては絶好のチャンスであった。
そして実験は成功し、アレックスの人格の半分がナタリアになだれ込んだ。
新たに開発したt-Phobosというウィルスで恐怖を克服し、世界を恐怖で支配しようと目論む。
このt-Phobosは恐怖という感情に反応して発症するウィルスであり、多くの人間が犠牲となった。
アレックス自らもt-Phobosを投与しており、自分の転生先であるナタリアが手に入ったため、オリジナルである自分はもう必要ないと判断し、駆けつけたクレアとモイラの前で拳銃自殺を図った。
しかし拳銃自殺をする瞬間、死への恐怖が芽生えてしまい転生することができず、ウィルスが発症してしまい、髪が殆ど抜け落ち、肌が白濁した色に変わっており、呼吸器を始めとした様々な機械を体に取り付けていて、半ば機械化したような状態となっており、それをダークグレーの大きなマントで隠した醜いゾンビのような姿になってしまった。
不幸な事に醜い姿になっても自我は保たれているため、醜い自分の転生先であるナタリアを一方的に偽物扱いし、自分こそが本物のアレックスだと名乗り、理不尽にもナタリアを執拗に付け狙う。

恐怖で世界を支配しようとした愚かで哀れな傲慢な女性は、逆に恐怖自体に自分が支配されてしまったのだ。

最後はバリーに追い詰められ、ウロボロスウィルスを自らに投与して襲いかかるも敗北する。
バッドエンディングではナタリアを殺そうとするも、すでにアレックスの人格が転生したナタリアに逆に殺されてしまう。
グッドエンディングではクレアとバリーの連携に敗れ、クレアにロケットランチャーで止めをさされ死亡し彼女の野望は潰えたかに思えたが・・・

しかし最後のエピローグでは、ナタリアが何故かフランツ・カフカの詩を読み上げ一人で不気味に微笑むというシーンで物語は幕を閉じる。

これは、ナタリアの人格が徐々にアレックスに浸食され彼女の中でアレックスが覚醒しつつあるという伏線とも取れる。

もしかしたらこれからのシリーズで再登場をして、アルバートを復活させ、アンブレラの遺産と呪いを受け継ぐ者達として、兄妹(分)二人で再び頭脳と恐怖で世界征服を目論むのかもしれない。

ただしゲーム中拾えるアレックスの秘書の日記によると、実はナタリアは単に恐怖を持たないのみならず、惨滅亡を嗜好するような一種の異常者だった。

>『スチュアートの覚書/ナタリア・コルダ』
>テラセイブが、一度だけ、「テラグリジア・パニック」について
>ナタリアに聞き取り調査を行っている。
>その記録によると彼女は、現場での光景について、
>驚くべき返答を残している。
>「きれいだった」と。
>数え切れない人間に、に沈んでいく自分の
>故郷の姿を、ただ美しいと感じたという。
>
>「テラグリジア・パニック」でのショックが、
>彼女の感情を狂わせた…という推測は正しいのだろう。
>
>「恐怖」を知らない彼女の精神は、
>聖母様が望むとおり、間違いなく強靭なものだ。
>しかし、ひとつの懸念が残る。
>ナタリアの精神が「強靭すぎる」可能性だ。
>強い心身は、聖母様の精神と記憶を移す””に
>申し分はないが、懸念が的中した場合は、どうなる?
>その肉体に転移した聖母様を抑えつけるほどに、
>彼女が、強い精神力を有していたとしたら…?

これを踏まえると、グッドエンディング時のナタリアはアレックスの人格に浸食されたか、元の狂人的人格が羽を伸ばしているのか、或いはナタリアとアレックスの人格二つが融合した新たな人格が発現したのかは謎である。

因みに余談だが、アレックスは重要キャラであるのに反して、人間体の時の素顔を見せているシーンは本当に極わずかである。

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