データ
- 身長:54m
- 体重:5万8千t
- 別名: 宇宙古代怪獣
- 出身: 宇宙→南極
概要
第17話「氷の美女」に登場。
ニーナが使役する宇宙怪獣で、ニーナに呼び寄せられて南極から北上し、UDFオーストラリア支部の迎撃を掻い潜り、オーストラリアを経由して彼女がいる東京へと上陸を果たした。
覚醒当初はさほど強くない怪獣と思われていたが、実際にはニーナから力を与えられる事で生命エネルギーを増大させパワーアップを果たすことができる上、ニーナが健在な限りは何度倒されても復活し、その度にパワーアップするというとんでもない能力を持っている。
一度はDASHにより倒されるが、ニーナから力を授けられると両肩と鼻先に赤い角を生やして強化復活を遂げ、彼女の指令を受け人類を滅ぼそうと活動を開始する。
頭部から強力な破壊光線を発射し、両肩の角はニーナからのエネルギーを蓄える貯蔵庫の役割りをしており、人類を護るために立ち塞がるマックスすら手が付けられない程に強化されるが、究極の力を授けられる前にニーナが斃れたた事で不死身の力を失い大幅に弱体化。
最後はマックスの『マクシウムソード』で角を切り落とされ弱った所へ『ギャラクシーカノン』を喰らい爆散、絶命した。
氷の美女 ニーナ
- 身長:1.6m
- 体重:50kg
- 出身地: 南極の氷山
- 演: 上良早紀
第17話「氷の美女」に登場。
南極の氷山の中から発見された謎の女性。姿やDNA構成は地球人と殆ど変わらないが、その正体はエイリアンではないかと推測されており、本人曰く“10万年前に人類に考える力とものを創る力を与えた”といっている事から如何やら人類創造の神と同一の存在であるらしい。
ベースタイタンにて冷凍保存中に突如として覚醒し、その場に居合わせたコバ隊員の記憶や遺伝子データから人類が今まで歩んできた歴史を全て引き出して学んだ結果、人類を“破壊と殺し合いばかり行う失敗作”との審判を下すとエラーガを呼び寄せ世界を滅ぼし、一から人類を作り直そうと行動を開始する。
ベースタイタンから抜け出すと呼び寄せたエラーガに力を与え計画を実行せんとするが、追いかけて来たコバにたいして「貴方には(私を)撃てない」と嘯くが、最後はコバにダッシュライザーで射殺され絶命し、その肉体は消滅した。なお、死の間際に何故か微笑を浮かべていたが、その理由は最後まで謎に包まれたままであった…(神にも等しい自分を打った大罪人に対しての皮肉なのか、それとも…?)。
余談
ニーナを演じた上良早紀は、後に『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』でZAPのハルナ隊員役でレギュラー出演している。
当初、外国人をキャスティングする案もあったが、現場でのコミュニケーションに時間がかかるため、採用されなかった。
脚本ではニーナが発掘されるシーンも存在していたが、尺の都合でカットされた。
関連項目
ギャラクトロン - 同じような理由で人間を滅ぼそうとした怪獣