女の子は誰でもプリキュアになれる
おんなのこはだれでもぷりきゅあになれる
概要
文字通りである。「プリキュアになるのに特別な資格・才能・種族は一切必要ない。女の子には誰にでもプリキュアになる権利がある。たとえそれが妖精であろうとアンドロイドであろうとも……」ということを表したキャッチコピー。実際、本編と一切関わりなく過ごしてきたごく普通な中学生にすぎない坂上あゆみも、キュアエコーとして覚醒することができた。
なお、プリキュアの生みの親である鷲尾天はもっと進んだ形で「別に男がプリキュアになっても何も問題はないと思ってる。視聴者である子供達がそれを受け入れるような時代の空気になってさえいれば」とかなり初期の時代に述べている。
余談
実際のところ、作中では「(作品テーマに合致するような意味での)強い思い」を持っていないとプリキュアになれないというのが定番になっており、本当の意味で誰にでもなれるわけではない。
プリキュアになるのには確かに特別な資格・才能・種族は問われないのだが、メンタルの強靭さについては割と問われている。
そしてプリキュアの全シリーズにおいて共通するのは「プリキュアは諦めない!」というキーワード。プリキュアに必要なのは正義や平和への気持ちよりも「諦観に甘んじないこと」である。
目の前にある理不尽に対して逃げずに真っ向から立ち向かうことができるかどうか。それこそがプリキュアになるための唯一無二の条件である。
似た言葉
女の子だってヒーローになれる - HUGっと!プリキュア19話のファッションショーのテーマとなった言葉。
男の子だってお姫様になれる - 上記と同じ19話にてオシマイダーに捕らえられた若宮アンリにキュアエールが言った言葉。
高見沢逸郎 - 『人間はみんなライダーなんだよ』という、似て非なる発言をした人物。
ドリームアカデミー - 『なりたい想いがあれば、誰でもアイドルになれる』という言葉を残した学校。
機動刑事ジバン - 『人は誰でもひとつの太陽』という歌詞が主題歌にあるメタルヒーローシリーズ作品