曖昧さ回避
1.イギリスのロックバンド。
2.『アイカツ!』に登場するアイドル学校。
3.HYBEなどが開催するオーディション番組『The Debut: Dream Academy』。
4.千葉県千葉市中央区に本社を置くIT企業。
本記事では2.について説明する。
説明
2年目から登場したアイドル学校。略称は「ドリアカ」「DA」。
創立者である夢咲ティアラが学園長を務める。当初はスターライト学園を辞めた神崎美月がアドバイザーを務めていた。
東京都心の海沿いにあり、埋め立て地一つ分がまるまる敷地である。
アイドルとしての伝統を重んじるスターライト学園に対し、最新の科学技術を取り入れた最先端の教育を基本方針としている。
また、スターライト学園との大きな違いとして「アイドルコース」以外に「デザイナーコース」と「プロデューサーコース」の計3コースが存在している。これはアイドルとして芽が出なかった生徒でも別の方向に才能を開花できるように用意されたもので、コース間の移動や掛け持ちも可能。その結果、冴草きいや風沢そらなど、元々はアイドル志望ではなかった生徒がアイドルデビューを果たすという事例も生まれている。
スターライト学園は入学希望者1,000人に対して合格者は10人以下という極めて狭き門だが、ドリアカは「なりたい気持ちさえあれば大歓迎」とかなりオープンに入学希望者を集めており、音城セイラのようにスターライト学園への試験に落ちた者がドリアカの門を叩くことも多い。しかしその分授業は甘くなく、成績下位の生徒はアイドル養成プログラム「アイカツブートキャンプ」への強制参加を命じられる(スターライト学園は任意参加)。
開校と同時期にスターライト学園が美月と星宮いちごという看板アイドルを失い、勢いが落ちていたこともあってドリアカは開校から1年で目覚ましい成果を見せ、2年目の開始時点では世間はドリアカ一色という状態だった。故に当初はスターライト学園とライバル関係の雰囲気が強かったものの、両校生徒の交流が深まり、また、ティアラがスターライト学園長の光石織姫と古くからの知り合いだったこともあり、中盤以降は両校でイベントを共催するなど実質友校のような関係になっている。
スターライト学園と異なり(雨音みらいや高藤ゆきこといった実力者の存在は明かされたものの)セイラたちメインキャラクター4人以外に焦点が当てられず、いちごたちから後輩の大空あかりたちに物語の中心が移った3年目(あかりGeneration)以降はほぼ雑誌や広告、オーディションにモブ生徒が登場する程度に留まりほとんど出番がなくなった(代わりに関西のアイドル学校群の台頭が語られており、交換留学という形でそれらの学校の生徒が登場している)。
しかし、画面の外ではもちろんそれぞれにアイカツ!を続けており、セイラたち4人が久々に登場した第134話で彼女たちの活動が語られ、第148話では北海道~沖縄と大規模なファンミーティングのツアーが開催されていることが描かれている。
その第148話では、「大スターライト学園祭」のぽわぽわプリリンのステージに、沖縄からの中継でサプライズ映像出演、3年目で初のステージシーンが描かれた。前話の次回予告にはセイラたち4人の姿はまったく出てきておらず、視聴者にとってもサプライズな演出となった。
なお、それと同時期にセイラの妹のノエルが編入試験を経てドリアカに転校した。
4年目のOPではセイラたち4人がワールドツアーの看板に登場、第172話「春のドリアカーニバル!」では久々にセイラたち4人(とノエル)の話となった。
スターライト学園の一強時代を終わらせて、地方アイドルが台頭するきっかけを作ったドリアカだが、ただ初登場時の勢いがなくなったのは事実で、2年目でセイラ・そら・マリアが選ばれたTV版のアイカツ8には、物語の都合はあるものの3年目ではドリアカからの選出はなかった。
『アイカツオンパレード!』のサイドストーリー「ドリームストーリー」では、ノエルが実質的な主役になったことで(ティアラやセイラたち4人も含めて)ドリアカがメインを張ることになった。
関連イラスト
pixivではセイラたち4人(もしくはノエルを加えた5人)のイラストタグになっていることが多い。
関連項目
ヴィーナスアーク 『アイカツスターズ!』2年目から登場したアイドル学校。主人公の在籍する学校と当初対立していた点、中盤以降は主人公の学校とイベントを共催するなど友好関係を深めた点などが共通している。「ドリームストーリー」ではドリアカとのトップ同士でイベント「ドリームスクールグランプリ」を開催している。