データ
カテゴリー | 5 |
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体高 | 106.8m |
出現地 | 太平洋 |
武器 | 強靱な前脚と後ろ脚、爪、巨大な口、尻尾、電撃 |
概要
『パシフィック・リム:アップライジング』に登場する怪獣。命名者はハーマン・ゴットリーブ。
セリザワスケールを用いたランクは、前作に登場した「大魔獣帝」ことスラターンと同じカテゴリー5である。
体高106.8メートルという巨体を持ってるにも関わらず、イェーガーとの戦闘の際には全力で走っている。
メガ東京を襲撃したユニットでは唯一の完全な二足歩行で、見た目か性質のどちらかが白亜紀の獣脚類のティラノサウルスに酷似しているとされる。
かつてのレザーバックのように、電撃を纏った攻撃が可能で電撃+噛みつきもできる。
また、今作は進化した新世代イェーガーが登場するが、ライジンと他の2体の怪獣は、それぞれに特有の能力があり、怪獣側も進化を遂げている。
また、頭部は閉じて防御モードになるほか、あらゆる攻撃の運動エネルギーを吸収して自身の力に換えたり、反射または自身の武器として使うことができる。頭部の装甲はハエトリグサのように敵を捕縛し、「スーパーセル脳幹」から発生させた電撃で敵を感電させる。設定本によればプラズマクローも使用可能。
- スーパーセルとは、超大型の巨大な積乱雲であり、激しい雷や雹、竜巻を起こす危険なものである。
スラターンよりも小柄だが、カテゴリー5にふさわしいパワーと防御力を誇る。また、ゲーム版のスラターンの能力である電撃も行う。
敵のエネルギーを利用しているとはいえイェーガー達を片腕の一撃で相当の距離をふっ飛ばしており (ブレーサー・フェニックスの場合は高層ビルをいくつも貫通させた)、ジプシー・デンジャーのグラビティースリングによって何棟もの高層ビルを直撃されたがものともしていない。
- 単純な比較にはならないが、2014年のゴジラやシン・ゴジラは高層ビルの落下でダメージを負ったり動きを束縛される。
ライジンのエネルギー反射能力は、レザーバックとオオタチの特殊能力とは以下の共通点またはミックスさせたような部分と対称的な部分がある。見た目も、展開可能な部分を持つ特徴的な体型の爬虫類型と、レザーバックとオオタチを合わせたかのような部分がある。
- 受動的だが攻撃への転用が可能
- エネルギー系の能力だが直接的な飛び道具ではない (作中のある描写から遠距離攻撃は可能と思われる)
- 攻防一体の能力であり、イェーガーの攻撃によって能力が破壊されることはない
ライジンが、自身で運動エネルギーを生成・貯蓄したり、敵の攻撃からの運動エネルギーを蓄積できるのかは不明。
弱点は、上顎を開くと小脳が露になるので、標的にされやすいことである。
劇中では、本性を現したドローン・イェーガーの手によって太平洋沿岸に開かれた裂け目から出現。東シナ海から出現して朝鮮半島を横断したハクジャと合流するためだろうか、ライジンとシュライクソーンは一度は大洋に出てから富士山を目指した。ライジンの場合は、出現したのはおそらく韓国だろうか。シュライクソーンは、おそらくは太平洋に面しているロシアから出現した。そして、富士山に自分たちの血液を流し込んで大噴火させて大量の有毒ガスを発生させて地球上の生命の根絶とプリカーサーにとって適した環境を作り出すためにメガ東京を襲撃する。
更に、上記2体に加え小型怪獣リッパーズ達と合体して巨大なメガ・カイジュウとなり、ジプシー・アベンジャー達と死闘を繰り広げる。
見た目と名前と生態は、10年前の戦いで討伐されたカテゴリー4のライジュウと似ている部分がある。噛みつき攻撃が強力なのも一緒である。他の怪獣よりも赤系が入った派手な体色というのも一緒である。だがその強さはライジュウを遥かに凌ぎ、ハーマンのネーミングセンスの良さが伺える。また、ライジンは実際に電撃攻撃ができる。
余談
- 公式のデータによれば、ライジンはメガ東京に上陸する以前に人類と遭遇していたらしい。
- 日本版のパンフレットでは全員の名前と姿が一致しなかった(ハクジャに至っては姿すら…)。もっとも、イェーガーの武装や怪獣のカテゴリーなど、原語とは異なったデータや名称などが見られるのも本シリーズの特徴なのかもしれない。
- スラターン同様、カテゴリー5のライジンにもゴジラっぽさがある (拝借表現)。