概要
「グウィン王の古い戦友」と言われる「岩のような」伝説の戦士であり、
岩で作られた超重量の鎧と盾、古竜の牙で作られた大槌を装備していた。
理由は不明だが白竜シースと敵対していたらしく、魔法を嫌っていたという。
また、伝説に残るハベル本人のほかに、彼を信奉して装備を模倣した戦士達がいたとされ、
ゲーム中に登場する「ハベルの戦士」がハベル本人なのか、それとも信奉者なのかは不明。
関連する装備
ハベルシリーズ
凄まじい物理防御力と強靭度を誇り、大剣の一撃を受けても動じないほど。
この岩の鎧を纏ったハベルの戦士は決して怯まず、後退しなかったと言われる。
ただしその重量は非常に重く、並の持久力・体力では移動することすらままならない。
ハベルの指輪
ハベルに由来すると言われる指輪。最大装備重量を増やす効果がある。
装備重量が負担となるハベルの戦士にとっては、機動力を維持する生命線とも言える。
「彼を信奉する戦士たちが好んだ」と言われる為、ハベル自身の装備ではない可能性もある。
ハベルの大盾
ハベル本人の遺物と言われる巨岩を彫って作られた大盾。
あらゆる物理攻撃を受け止め、魔法や炎などもかなり軽減できる。
更に装備者の身体を岩のように硬質化させる能力がある。
硬質化した身体は防御力と強靭が向上し、防御せずとも攻撃を跳ね返せる。
しかし、性能と引き換えに重量は圧倒的に重く、凄まじい筋力を持つ者にしか装備できない。
まさしく脳筋のための盾である。
大竜牙
大盾と並ぶハベルの遺物、古竜の巨大な牙をそのまま武器とした大槌。
「決して折れない」と言われる程の耐久値、魔法と炎への耐性を得る特殊効果がある。
また、大地に武器を突き立てて防御・強靭を上昇する戦技『我慢』が使える。
「敵としたものすべてを叩き潰した」という伝承通り物理攻撃力も高いが、
筋力による攻撃力補正率は低く、やはり凄まじく重いので扱いにくい。
特徴的な見た目からかりんとう呼ばわりされることも。
大魔法防護
ハベルがシース対策に作り出した奇跡。ハベルを崇める司祭が伝えているという。
全身を魔法防護の膜で覆い、魔術系攻撃を90%近く軽減する。
シリーズにおける活躍
ダークソウル
既に亡者と化しており、友の手で『城下不死街』見張り塔下層の石の牢へ幽閉されている。
亡者とはいえ高いHP・防御力・強靭を誇り、大竜牙の威力も凄まじい。
「万能鍵」を初期装備に選び、序盤に見張りの塔の扉を開けてしまうと大苦戦するだろう。
パリイやバックスタブが有効なので、致命の一撃でHPを削っていくのが攻略法となる。
撃破するとハベルの指輪をドロップする。
残りの装備は『アノール・ロンド』の隠し部屋の宝箱に安置されている。
ダークソウル2
既にハベルの伝説は歴史に埋もれ、その名の由来すらも忘れ去られている。
装備は『クズ底』の壺の中に隠されているが、壺の周囲は大量の毒吐き地蔵に護られており、
壺の設置された洞窟に侵入するためには『捨てられた鍵』を手に入れる必要がある。
また、本作のみ何故かハベルの大盾に肉体硬質化能力がない。
また、『死者の洞』のボスとしてハベル装備の敵対NPC古い戦士ウォーグが登場。
仲間の冒された盗掘者、古い探索者セラと共に襲ってくる。
三人の中では当然ながら防御を担当しており、消耗するとエスト瓶で回復する難敵。
大竜牙による攻撃力も高く、積極的にジャンプ攻撃やバックスタブを狙ってくる。
かといって攻撃を集中しようとしても冒された盗掘者による出血属性の二刀流や、
攻撃・回復の隙を狙って的確に大弓を撃ち込むセラの狙撃に苦しめられることになる。
三人に勝てるわけないだろ!
余談だがデモンズソウルにも攻撃・防御・狙撃を担当する黒ファントムが登場している。
某ガンダムの「死の旋風隊」や某メイド漫画の「ノルニル」を思い出した人もいるのでは。
ダークソウル3
『古竜の頂』の飛竜の死骸付近に佇んでいる敵対NPC。特にイベントなどは無い。
撃破すると大竜牙と大盾をドロップし、残りの装備も『ファランの城塞』に現れる。
また、撃破前なら英霊を召喚する敵キャラ・蛇人の霊媒が低確率で召喚してくる。
プレイヤーがその気になれば蛇人の霊媒に二体召喚させ、
本物のところまで誘導する事で、ハベルの戦士×3との死闘を繰り広げる事すら可能。
三人に勝てるわけないだろ!
前述の通り、本作のみ大竜牙の戦技・我慢が使用可能。