データ
種別: | フィンディッシュタイプビースト |
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身長: | 55メートル |
体重: | 4万9千トン |
出身地: | 異形の海 |
EPISODE.22「安息 -キュア-」、EPISODE.24「英雄 -ヒーロー-」登場
概要
「異形の海」という空間(ダークフィールドの応用と思われる)を根城にするスペースビースト。
スペースビーストの中でも最も醜悪な姿をしており、サンゴやタコなどの海洋生物を合成させた体に「ムンクの叫び」や某ホラー映画の殺人鬼の様な顔がついているのが特徴。
武器は全身から出す触手で、フィールド内から触手を伸ばして、直接通常空間を攻撃することができる。また、口からは触れると爆発する黒い煙を吐く。
既にデュナミストである姫矢准が限界を迎えていた為、禄に戦えない状態であったとはいえ、ウルトラマンネクサスを正面対決で倒してみせた(クトゥーラ自身も最終的にナイトレイダーに倒されてしまったため、ネクサスは結局クトゥーラを倒していない)。
劇中の活躍
溝呂木眞也=ダークメフィストの指示で行動しており、異形の海から触手を伸ばして工事現場の作業員を襲っていたが、ネクサスに邪魔される。触手だけでも弱り切っていたネクサスを窮地に陥いれるが、ナイトレイダーの横槍を受けて形勢不利を悟り、一度撤退する。
しばらく後に、フィールド内に侵入してきたネクサスとの再戦では当初は押されるものの、最早ネクサスは抵抗する力も残っていなかったので反撃に転じて撃破に成功、磔にしてしまう。
その直後に侵入してきたナイトレイダーのストライクチェスター、クロムチェスターδを触手で捕獲し、岩に叩きつけようとするが、溝呂木の静止が掛かった(西条凪が搭乗していたため)隙に脱出され、新兵器「ウルティメイトバニッシャー」を受け完全消滅した。
余談
MUGENにて呼び方が似ているという理由でこんなネタが→クトゥ浦さん
脚本の長谷川圭一は当初、タコのイメージで提案していたが、これにゴルゴレムのデザイン案で用いられたムンクの叫びをモチーフとした悪霊的なイメージを取り入れ、タコ以外にも様々な海洋生物の意匠を取り込んでまとめられた。また特技監督の北浦嗣巳は「船盛」と表現している。
後に『ウルトラマンオーブ』でババルウ星人ババリューを演じる中村龍介が、クトゥーラに襲われる現場作業員役で出演している。