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センシティブな作品

これは、未来を取り戻す物語―――

不運と偶然から“最後の一人”となった少年/少女

出会いと別れを繰り返し、歴史を歪める“聖杯”を探し出す

『冠位指定』――― 「グランドオーダー」の幕が開く―――

概説

TYPE-MOONのスマホアプリRPG『Fate/GrandOrder』の第一部正式タイトル。

第2部「Cosmos_in_the_Lostbelt」の発表に前後する形で、後発的に発表された。

直訳は「観測者は時間無き神殿に」、型月っぽくすれば「無限神殿の監督者」か。

既にクリアしたプレイヤーなら、本作のキーキャラクターとある場所を指すことが想像できると思う。

ストーリー

2015年―――。

文明から隔絶されたとある雪深い山脈で、一つの計画が動き出した。

魔術協会の所属機関「人理継続保障機関フィニス・カルデア」は、ある巨大なプロジェクトの発動に乗り出した。

それは人類史に降りかかる歴史の時間軸の外からくる脅威―――、すなわち「特異点」を発見し、それを速やかに除去することで、100年先の未来を保証するもの。

それまで観測できていた2016年までの未来は、観測可能だった未来領域から突然消失してしまった。

このままでは人類の未来は終了することが判明、―――否、「証明」されてしまう。

AD.2004の日本に観測された「特異点F」の探索に向かうべく、この日のために集められた48人の若きマスター候補生たちが招集された。

魔術協会から選抜された40名、外部から引き抜いてきた一般候補者から8名の精鋭たち。

その一般候補の中に、一人の少年/少女がいた。

まだ日も経たないうちからシミュレーターでの訓練に叩き込まれ、右も左も分からないまま呆然とカルデアを歩く彼/彼女の前に、一匹の白い動物が飛び出してくる。

それを追ってきた眼鏡を掛けた儚げな少女―――マシュ・キリエライトと縁を結び、彼女から「先輩」と呼ばれ親しまれることになった。

事前説明で居眠りをやらかし、所長オルガマリー・アニムスフィアに叱責され、自室待機を命じられて割り当てられた部屋に向かうと、医療担当であるロマニ・アーキマンと遭遇する。

しばし和やかにか話に興じる二人だったが、―――突然の轟音と振動がカルデアを襲った。

鳴り響く警報、画面に映し出された燃え上がる中央区画。

少年/少女は任務に向かったマシュを思い出し、ロマニの制止を振り切って燃え盛る管制室の中でマシュを探し回る。ふと見ると、マシュは大きな瓦礫の下敷きとなって動けずにいた。

マシュを励まし、彼女に請われて手を握る少年/少女。

直後に、真っ赤に染まった地球観測モデル「カルデアス」とそのシステムが起動。

二人はカルデアスの光に呑まれ、そして―――

生き残った最後の一人となった彼/彼女と、それを慕い付き従う後輩の少女。

「人理修復」の大事業、人類史を揺るがす聖杯を追う『冠位指定(グランドオーダー)』の旅路が始まる。

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