概要
プロジェクト・ビルドのデータにスクラッシュと言う単語を入力することで出てきたプロジェクト・ビルドの集大成であり、葛城巧の最高傑作。
フルボトルの成分をゲル状にする事で更なる進化を遂げたアイテム。見た目はゼリー飲料の容器。
劇中では未完成のままだったが、氷室幻徳の台詞からスクラッシュの存在を知った桐生戦兎がシステムを完成に至らせた。
しかしその後、石動惣一によってシステムの設計図データをコピーされ、北都へと渡り軍事利用されることになる。
第15話にてパンドラボックスを守る最強システムとして完成した後、第16話で戦兎によって作り出され、第17話にてスクラッシュドライバーと共に本格的に登場。クローズこと万丈龍我が使用し、クローズチャージへのパワーアップを果たした。
現在、テレビ本編劇中に登場したのはドラゴンスクラッシュゼリーとロボットスクラッシュゼリーのみ。
ロボットスクラッシュゼリー
仮面ライダーグリス・猿渡一海が使用している。変身時に負荷を受けている様子は見受けられないため、一海のハザードレベルが高いことが伺える。
おそらく、ロボットフルボトルの成分から生成されたもの。
とはいえ、40話において、ドラゴンスクラッシュゼリーの負荷が一海ですら軽くダメージを受けるほど強力であることが判明している。※補足しておくとこの時の一海は高濃度のネビュラガスを注入され、その後マッドローグのエボルテックアタックをモロに受けて危うく消滅しそうになっていた
ドラゴンスクラッシュゼリー
事実上の龍我のパワーアップアイテムとなっているが、これは戦兎がスクラッシュゼリーの生成に成功したのがドラゴンフルボトルの成分だけだったからで、戦兎がこれを使用して変身しようとした際は拒絶反応が起こり変身ができなかった。また、龍我が使用した場合でも負荷が大きく、初変身からしばらくは使用できる時間が限られてしまっている。
なお、ドラゴンスクラッシュゼリーは後の第30話で石動惣一が放った炎で燃やされてしまい、クローズチャージへの変身が不可能になってしまった。しかしその後、黒焦げになったゼリーは龍我が触れた途端に謎の黒いフルボトルに変化しており……。
第40話では唐突に2つ目のゼリーが登場。これも龍我が所持しており、成分さえあれば復元可能なこと、および前例があることを踏まえると、万一に備えて戦兎が復元したものと考えられるが、第30話以降このドラゴンスクラッシュゼリーについての描写や台詞が一切無く、なぜ既に龍我が所持していたかは謎のままである。こちらは一海の手に渡り、グリスのパワーアップに使用された。
ツインブレイカー
スクラッシュゼリーによって変身した者達が装備している専用武器。
詳細は該当記事を参照。
玩具版
握るとスライムのような不思議触感で、裏にたべられませんと書いてある。
元々の成分が同じという設定なためかドラゴン、ロボット共に同名のフルボトルと認識ピンが同じ。そのため、ドラゴン、ロボットのフルボトルをスクラッシュドライバーにセットすると「潰れな〜い」ではなく変身音が鳴る。
2月にガシャポン版が発売。プラスチック製でスプリングによる潰れアクションが可能。
関連タグ
仮面ライダービルド スクラッシュドライバー ツインブレイカー