概要
初出は第1世代(『ポケットモンスター 赤・緑』)。
場にポケモンを1匹ずつ出して戦う、全てのバトルの基本となるルール。
第2世代までこのルールしか存在しなかったが、第3世代以降他のルールが登場した為、それらと区別する為に「シングルバトル」と呼ばれるようになった。
公式大会は第2世代までこのルールだったが、第3世代からはダブルバトルに移行している。
最も伝統ある由緒正しきルールであり、誰でも取りかかれる手軽なルールである為、競技人口はダントツで多い。
基本的に6体のパーティ中から3体選出してバトルするのが最もメジャーな内容(大会などによっては6体全員出場させることも)。
対面が1VS1の状況になるのでポケモンごとの強さが最も反映されやすいルールでもある。
近年では種族値のインフレなどによりレートなどで見るポケモンに偏りが出てきてしまっているが、いかんせんポケモンはどう育てるか(技や努力値などをカスタマイズするか)によって180度戦いが変わる。突然出て来たマイナーポケモンにパーティを壊滅させられたなんてよくある話である。
時には読み合い、時には運に左右されることもしばしば、対策に対策を重ね、如何に戦い抜いて行くかが勝ち上がる上でのカギとなっていくだろう。
プレイ人口が一番多いので当然というべきか、強力なポケモンや戦術に対する批判の声は他のルールと比べて一層強い。出過ぎた杭は打たれるという奴である。
ただこの批判のラインはプレイヤーごとの価値観で結構違うのも事実(一方で真面目にプレイしていない者の声も多いので注意が必要である)。7世代現在で具体例を挙げるならルール問わずに数を増やし過ぎたもののインフレのラインにはそこまで乗っていないランドロス、対策をしていないと壊滅一直線だが対策と立ち回りさえしっかりしていれば(ただしその場で対面できなければ大半は機能しにくい)相手を縛れるオニゴーリを始めとした害悪戦術あたり。
一方的にそれらを批判する前にまずは自分なりに対策を考えることも必要だろう。実際、高レートに登っているプレイヤーは少なからずそれらの対策をしている。
とはいえ前述のようにインフレ等の問題にそれらを含めると大抵はどうしてもパーティがある程度固まってしまうのも事実、かの四天王の名言通りに「好きなポケモンで勝てる努力」をするか、或いはORASでのとあるNPCの「勝てるポケモンを選ぶ」か、どちらを取るかはプレイヤー次第。(とはいえ最近の害悪(みがわりは特に)は対策しようにもその大半がその場で対面できなければ機能しないことがあったり、そもそもゲームとして問題な遅延の助長の面もあるが・・・)
主な担い手
ゲーム内のほぼ全てのトレーナーがシングルバトルで戦う。
その他「対戦やり込み施設」では以下のトレーナーがシングルバトルのエキスパートとして登場する。