概要
メガネをかけた短髪の青年で、真選組の参謀。
真選組との関係
真選組に入隊してからまだ1年程しか経っていない新参者だが、文武両道で優れた能力を有するため参謀の地位まで登りつめた。剣の腕は北斗一刀流免許皆伝で、局長である近藤からは「先生」と呼ばれている。沖田に負けず劣らずの腹黒さを持つインテリで、副長の土方とはお互い殺してやりたい程に忌み嫌い合っている。
幼少期
幼少時代、学問・剣術も見事で「神童」とも呼ばれていたが、周りの子供達からは強く嫉まれ快く思われておらず、さらに双子の弟として生まれるも、病弱な兄の鷹久(たかひさ)より冷遇され(「(家を継げない)次男では(学問・剣術も)宝の持ち腐れ」と言われていた)、両親も兄に付きっきりで、ほとんど構って貰えずいつも一人ぼっちだった。そればかりか、母からも疎まれて、「鷹久から全て奪った」と兄が病弱であることを自分に理不尽に転嫁された挙句に「あんな子生まれなければよかった」と身勝手な陰口まで叩かれていた。このトラウマから、「孤独」と「一人」を嫌うようになった。
鬼兵隊との関係
攘夷派・鬼兵隊との繋がりがあったが、鬼兵隊はただ真選組を壊滅させる為の捨て駒として利用していただけだった。その時に、自らの愚行の報いか左腕を失った。鬼兵隊から近藤らを庇おうと致命傷を負うが、近藤たちは鬼兵隊の攻撃の射程圏内には入っていなかった。
最期は近藤の計らいで、「村麻紗」を持つ土方との決闘により倒され、裏切り者ではなく真選組の隊士として、後悔も無く涙を流しながら『ありがとう』と言い残して息を引き取る。
その他
- 第四期OPに一瞬だが後ろ向きの姿で登場している。これはアニメの二年目の終盤に動乱篇を放送する予定だったためである。
- 人気投票では21位だが、「伊東」と言う字が「伊藤」になっていた。
- 容姿が陰陽師の結野晴明に酷似しており、アニメでネタにされた。
- 名前は新選組参謀・伊東甲子太郎と新選組筆頭局長・芹沢鴨より。
- 『鴨』太郎なので「鴨が葱を背負って来る」やポケモンのカモネギにかけて、ネギを持たせるユーザーも多い。
- 言動など天空の城ラピュタに出てくるムスカに似ていると噂されている。
- 2011年のカレンダーに2箇所登場。
- 「第1回WJ表紙登場権争奪銀魂オールキャラ総選挙」にて19位。原作で初めてのカラー登場となる。