2017年冬まで実装艦が誰もいなかった駆逐隊である。
史実では、第十一水雷戦隊で訓練を受けたあと(隊編成後も暫くは11水戦に所属していた)、第二水雷戦隊(旗艦:能代)に所属した。
浜波・玉波・早波・藤波・涼波の5隻(戦没・編入のため、全艦が揃ったことはない)が所属した。
艦隊これくしょんにおいて
2017年2月に藤波が、2018年2月に浜波が実装。なお、この2隻がレイテ沖海戦時まで残存していた32駆の全艦である。
レイテ沖海戦をモチーフとした捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(後篇)に併せ、浜波実装と、藤波決戦modeの実装が行われた。同イベント中の期間限定ボイスにて、当時の旗艦能代が、当駆逐隊に言及している。
なお、浜波実装から1年未満ということもあり、この2名によるカップリング絵の投稿は非常に少ない模様。
所属艦娘
紹介は実装順。
3名とも、絵師は藤川氏、藤波・浜波のCVは白露型の1~4番艦や長良型4番艦等の方。→谷邊由美
藤波
11番艦。藤永田造船所で建造。「もち!」がかわいい。
史実で鳥海の乗員を受け入れて処分を行い、早霜の座礁現場で米航空機に仕留められ、藤波乗組員・鳥海救助便乗員もろとも総員戦死した。
このためか、秋私服やレイテ決戦modeでは鳥海の眼鏡のお下がりを身についけている。
私服では眼鏡そのものを掛けている。決戦modeではケースに入れ腰にぶら下げている。
浜波
13番艦。舞鶴工廠で建造。2018年2月22日実装。臆病な雰囲気で自信がないのか、言葉遣いもたどたどしく、両目とも隠れている。(正確に言えば右目が僅かに見える程度)藤波のことは「ふーちゃん」、共に沈んだ31駆の長波のことは「ながちゃん」と呼んでいる。また、最期で乗員を救出した朝霜をお花見で「あーちゃん」と呼んでいる。クリスマスでは早波を「はーちゃん」、玉波を「たーちゃん」(おそらく、32駆司令と僚艦の人形か何かを制作し紹介しているようだ)と呼んでいる。浜波と面識のない涼波は当該セリフでは言及されていない。
レイテ沖海戦では生き残ったものの、第三次多号作戦で戦没。
朝霜によって生存者は救助された。
余談ではあるが、浜波艦長の前職は時津風艦長であり、こちらもビスマルク海海戦で戦没しながらも助けられている。
実装に先立つ2018年1月、多号作戦の惨劇の舞台であるレイテ島オルモック湾にて、リアル艦これマニアことポール・アレン氏らの海洋調査グループが、浜波をはじめとする艦を発見した。
早波
12番艦。2019年冬イベ「邀撃!ブイン防衛作戦」第2海域以降のドロップ艦として実装。
当駆逐隊初の実装艦「藤波」と同日竣工で同日32駆に編入された。
1944年6月、対潜掃討任務中に行方不明となった22駆の水無月の捜索任務中に米潜ハーダーの雷撃により戦没。
32駆司令駆逐艦であったが、隊司令共々戦没し、32駆司令は玉波艦長が昇進し継承、司令駆逐艦も玉波が引き継いでいる。(その玉波戦没後最後の司令駆逐艦は上記浜波である。)
未実装
涼波・玉波
「艦これ30秒通信」
藤波・浜波が「基地航空隊」について紹介する「はばたけ海鷲!基地航空隊講座」が公式電文にて公開されている。
「艦これ」運営鎮守府公式カレンダー二〇一九
藤川氏担当のページに藤波・浜波に混じり、2018年12月(19年冬イベ前)時点未実装の夕雲型艦娘2名(但し1名は遠景で、かつ、頭部が隠れており意匠は把握しにくい)が登場している。
同様の例がコンプティーク2018年10月号でも見られたことから、当駆逐隊未実装艦のいずれかの可能性が指摘されている。→早波であった模様。
関連タグ
第三一駆逐隊…同じく夕雲型で編成された二水戦隷下の隊。藤波が隷下沖波に声をかけている。また、書類上ではあるが浜波は31駆に転出後除籍されている。