概要
「邀撃!ブイン防衛作戦」とは、DMM.comのオンラインSLG『艦隊これくしょん』の期間限定イベントである。
2018年12月26日深夜(27日未明)開始、2019年1月18日終了予定。但し、延長の可能性あり。詳しくは後述。
仕様
全3海域、札は4枚。
札名称 | 出撃可能海域 |
---|---|
鼠輸送部隊 | E-1/E-2丙・丁/E-3丙・丁 |
ラバウル部隊 | E-2/E-1丙・丁/E-3丙・丁 |
連合艦隊 | E-2/E-1丙・丁/E-3丙・丁 |
ブイン派遣隊 | E-3/E-1丙・丁/E-2丙・丁 |
新システム
レーダー射撃
夜戦マスにおける新システム。
敵艦隊からのレーダー照射により、一方的な先制攻撃を受けるという、空襲マスの夜戦版と言い得るもの。
MAP上では、通常の会敵マスに中心へ向かって黄色いグラデーションが掛かり、右斜めから矢印が二本並んだマスとして表記される。
敵から一方的に叩かれるのみ(陣形選択もされない為、警戒陣で祈る事もできない)なので、敵からの攻撃を回避する以外に対抗策はない。マスそのものを回避可能な場合は、出来るだけ避けて通りたい。
運営Twitterからは対水上電探の積極的な活用を推奨されており、これによる回避率上昇の可能性が示唆されているが、現状では検証待ちとなっている。
この為、レーダー射撃を受ける可能性がある海域においては対水上電探が複数要求される事となり、特にスロット数に余裕がない阿武隈改二と重雷装巡洋艦は甲標的か夜間特殊攻撃(連撃・カットイン)のどちらかを捨てて運用しなければならない場面も出てきた。
今後は敵の待ち伏せをかわす為、決戦での起用が見送られる場面も出てくるだろう。せっかく今回のイベントで上位の甲標的が実装されたのに…。
ステージ
前段2、後段1の全3海域。当初は前段、後段で日をずらして開始される予定であったが、メンテナンスの延長に伴い同日開始となった。
なお、今回の作戦は小規模という事もあってか全ての海域に異なる出撃制限が存在する(甲だけではなく乙でも最終海域に札適用)。
とはいえ、今回のイベントでは正規空母はそもそもE-3でしか使用できない上、最終海域では戦艦+空母=合計3隻で一番楽なルートへの固定(といってもそこにいるのは潜水新棲姫。他が確定戦艦棲姫+空母ヲ級改や戦艦レ級の単縦陣なので相対的に楽というだけである)が確認されているので、機動部隊の中核である空母の頭数不足で難儀する事はほぼないだろう。
というか、空母を使うとこれらとの戦いがほとんど確定されてしまうため、難儀する必要性が薄いという方が正しいか。
ただし瑞鳳+隼鷹を加えた編成と一定以上の索敵値であれば最短ルートを通過出来るとの報告もあり、その場合空母機動部隊で最短ルートが通過可能となる為ボスマスでの制空が幾分か楽になる。
ただし確定ではない模様
前段作戦
ステージ | 海域 | 作戦名 | 難易度 |
---|---|---|---|
E-1 | ブラケット水道/クラ湾沖 | 中部ソロモン海域鼠輸送 | ☆7 |
E-2 | ラバウル/中部ソロモン海域 | 六〇三作戦 | ☆9 |
後段作戦
ステージ | 海域 | 作戦名 | 難易度 |
---|---|---|---|
E-3 | 中部ソロモン海域 ブーゲンビル島沖 | 南海第四守備隊輸送作戦 | ☆15 |
新艦娘
報酬
ドロップ
新敵勢力
他、南方棲鬼が南方海域強襲偵察!以来の登場(ブラウザ版では実に5年ぶりの登場である)を果たしたほか、既存の南方棲戦姫の能力が上方修正されており、耐久・装甲が大幅に上昇し電探を装備するようになった。
この変更により、ただでさえ難易度が高かった第二次サーモン海戦がますます鬼畜なものとなっている。
新アイテム
報酬
- 陸上偵察機 二式陸上偵察機:E-1海域突破報酬(甲・乙)E-2海域突破報酬(丙・丁)
- 陸上偵察機 二式陸上偵察機(熟練):E-2海域突破報酬(甲・乙)
- 小口径主砲 5inch単装砲 Mk.30改:E-1海域突破報酬(甲)E-2海域突破報酬(乙・丙)/Johnston改初期装備
- 小口径主砲 5inch単装砲 Mk.30改+GFCS Mk.37:E-2海域突破報酬(甲)
特殊潜航艇 甲標的 丙型:E-3海域突破報酬(甲・乙・丙)
初期装備
- 中口径主砲 14cm連装砲改:日進甲初期装備
新規BGM
その他
簡易呼称について
艦これのイベント名は長い。このため第一期の頃は「2018年冬(イベ)」「冬イベ2018」などといった形で「西暦年」と「季節」を組み合わせた通称が使われていた。
ところが、第二期の初イベントが晩夏イベントの予定から初秋イベントになってしまい、イベント開催時期がずれてしまった。この結果今までだと2018秋イベとなる予定だった本イベントが2018年の年末の開催となり、2018冬のイベントが2つある事になってしまった(一部では『年ではなく年度でカウントしていれば何の問題も発生しなかった』という声もあるが、そうすれば今度は春イベで同様の問題が生じた可能性があるだろう)。
結局12月24日に「既に冬イベ2018があるのと、本作戦期間は2019の方が長い」ことを理由に便宜上【冬イベ2019】と呼称する旨の公式アナウンスが発表され、この問題はひとまず解決した。
なお、この説明の時点で本イベントの終了は早くとも1月7日となることが推測されていた(2018年内の開催期間が26日から数えても6日あるため)。
スロット数第一の戦い
今回のルート固定においてはビラ・スタンモーア夜戦などの「レーダーに捕捉され一方的に屠られた」史実に基づき、水上電探(ここで言う水上電探は「索敵5以上の電探」を指す)の数が勝負のカギを握った。
電探は補強増設には装備できず低速艦による逸れも存在しなかった為、5スロの伊勢改二や武蔵改二、4スロ軽巡である夕張、大淀、ゴトランド、唯一の4スロ駆逐艦であるタシュケントをいかにうまく使うかも勝負の分かれ目となる。
一方で乙以上のE-3においてはこれに加えて最も楽なルートへの固定(乙以上ではCマスから最短を通る条件が存在せず、空襲マスに逸れてしまう)に旗艦に水上電探が必須となった為、電探を積む余裕がほとんどない空母娘や阿武隈改二・重雷装巡洋艦を使う場合はスロット数不足に悩まされる事となり、戦艦+空母=合計3隻での固定があった事も相まって全力を発揮できない状態での使用を強いられるか、使われないまま温存されたままになるケースも見られた。
「スロット数が少ない(余裕がない)事」が今後もウィークポイントになる事はあり得るだろう。
一例として、かの吉川潔艦長最期の戦いであり、レーダーを万全に構えて待ち受けていたアーレイ・バークらに見るも無残な惨敗を喫した「セント・ジョージ岬沖海戦」も控えている。
一方でアメリカ製の「水上&対空両用小型電探」や「小口径砲+両用電探」の複合装備も登場しており、これらの装備が今後の高難易度作戦での攻略に一助するケースも増えると思われる。
実際、アメリカ製電探の「GFCS Mk.37」は、水上電探と対空電探の両面の機能を備えていたため、対空カットイン装備とルート固定の両面で力を発揮している。
【小型砲+水上電探】の嚆矢でE2甲作戦報酬ある「5inch単装砲 Mk.30改+GFCS Mk.37」は、残念ながら今回は水上電探扱いされておらず、今後のイベントでどう扱われるかが注目される。
コミケ帰り艦隊
有明海域の準備に追われていた秋雲先生だったが、無事修羅場を終えてE3ボス戦にて第十駆逐隊として支援艦隊として参戦。攻略wikiからも「コミケ帰り艦隊」と呼ばれてしまった。しかし夜戦に登場する駆逐艦隊のため支援火力は非常に高く、リアルイベント最高難易度「有明海域」を乗り越えてイベント海域に乗り込んだ彼女たちの練度を思い知ることになった。
神鷹幼稚園
一方、ハズレ友軍として悪い意味で知られてしまったのが海上護衛総隊編成であった。
この友軍は神鷹・対馬・択捉で編成されているのだが、彼女らには見ての通り特効もなければ夜戦火力もほとんどない。
しかもタチの悪い事にこの友軍は確定で選出される為、編成で弾く事が出来ない。
結果「ボス前の潜水新棲姫マスで来い」「神鷹のせいでSを逃した」というクリア前ラストダンスに苦しむ提督、クリア後掘りに勤しむ提督双方からの怨嗟の声が次々と噴出してしまい、あからさまにハズレとしか思えない友軍を入れた運営にも批判が及んでしまう結果に。
彼女ら(と運営)の名誉の為にフォローしておくと、真価を発揮するのは深海日棲姫に対しての割合ダメージである。日棲姫のみが残っている状態でHPが満タンに近い状態であれば、海防艦の火力では確定カスダメである為、逆に300ダメージほど削り取る事も決してあり得なくはないのである。
ただそのような状態にできるのならば友軍に頼らずとも勝てるケースが多い事、何よりも友軍艦隊に対する多くの提督の期待は「邪魔な敵随伴の排除」だった為に起きた悲劇と言えるだろう。
大規模サーバー攻撃
2019年1月10日頃より、第1期最後のイベントと同じように、攻撃目的と思われる外部からのサーバー接続が発生。各鎮守府・泊地・基地サーバーへの過負荷並びにサーバーへの接続障害が発生している。
運営の迅速な対応により、被害は最小限に留まっているものの、1月14日現在も連続して発生しているため、イベント終了を延期することも視野に入れている。
関連イラスト
関連タグ
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