オロカナヤツラ…ダッ…!
オマエタチノタタカヒ…ハ…ココデオシマイダッ!
イカセハ…シナイ…。トドキハ…シナイ…。
スクエヤ…シナイ…。………イッタロウゥガッ!
CV:宮本侑芽
概要
2019年冬イベこと「邀撃!ブイン防衛作戦」のE3ボスマスに登場する敵艦。つまりラスボス。
艦種は水上機母艦または甲標的母艦。当然だが甲標的母艦は日本にしか存在しない艦種であり、彼女の『正体』を連想させる。
ココデ…キエロッ!カカエタ ニモツゴト…!
ナツカシイナァ…。コノイタミ…。
その見た目はもはや邪神もしくは祟り神。
コレまでは(メディアミックスやバカンスmode等の特別な場合を除き)多種多様な洋服やドレス等を着ていた、もしくはアンダーだけか、ほぼ裸でも深海棲艦の異形艤装で隠してた事の多かった深海棲艦の中で、海峡夜棲姫に次ぐ和装枠。しかし、巫女装束系の彼女たちと比べるとの服装は狩衣、もしくは格衣等に近い。頭部にも艦橋のような烏帽子があり、髪型や麻呂眉もあって、近代的な見た目が多かったコレまでの深海棲艦と比べると、飛鳥~室町あたりのかなり古風の人のようにみえる。
白い体色にアクセントを与えるような目元のみ紅い隈取も、却って彼女を日本人形的な印象を与える。「壊」になると目が開くが、黒白目であり、顔以外に露出する手も非常に爪が長い怪物の白骨にしか見えず、更に下半身が無い。ソレらが更なる外世界の住民感を醸し出す。
何より彼女が他と一戦を画す所は背後に回った金属の光背。古来よりキリスト像や仏の像、果ては様々な宗教画で神の神々しさを表すために使われる光背を持つ点が、彼女に”起こしてはならぬ恐ろしき神の威風”を持たせている。
水上機母艦と言うこともあり、立ち絵の段階でたこ焼き艦載機や、まるでB2のような平ぺったい艦載機がいくつも浮遊しているが、本体に取り付いている生物艤装には砲の類がみられず、下に延びているゴリラような腕が彼女の代わりに地面につくようになっている。まるで猪のような荒々しい牙は、これが2019年冬イベという位置づけも関係しているだろう。
神々しさや見た感じの大きさから戦艦棲姫のような大きさをイメージするが、声の若々しさや撃破後に得られる子の事もあり、そこまで大きくは無い模様。
強さ
一番簡単な丁のステータスで「耐久888火力223雷装120対空107装甲212」という相当訳の分らないステータスを誇っている。特に装甲200超えというのは陸上基地の集積地棲姫を優に超える。これでちとちよや秋津洲と同じ水上機母艦だと言うのだから深海の水母はやべー。搭載数も32と多く、制空権を獲るのが非常に難しい。
ただ、深海版甲標的を所有する都合上、潜水艦をつけると昼戦はそこにだけ攻撃を集中させる事ができる。更に「壊」になると砲を捨てて標的を積みまくるので、火の粉を払うと言う意味でも重要となる。
シズメーッ!
ムダナンダヨ!スベテガナ!
むしろ脅威は乙以上で随伴してくるダブルダイソンたちである。
それでも装甲の高さと耐久の多さは驚異的なため、特攻火力を持つ艦娘をどれだけきちんと育てているかが結局は重要になる。
ヤラレチャッタァ……。マタ シズムノカ……モウスコシデ トドクノニ……。
ハッ…? コノヒカリハ ナンジャ……? アタシガ ミテイタモノハ…記憶デ……。
ソウカ…ソウジャ…! 儂は…じゃけぇ、もう一度……あの海に……!
余談
日棲姫との戦いに手こずってしまった結果資材が底をついてしまうと、まさに「ざんねん!!ていとくの たたかいは これで おわってしまった!!」な事態に陥ってしまう為、登場時台詞がまさに現実のものになるという、なんとも笑えない結末になってしまう。
また、深海日棲姫が鎮座するボスマスでは新艦娘Johnstonが入手可能である為、登場時台詞は掘りに勤しむ提督からの悲痛な叫びに意味が変わってしまう
なおその外観や背後の円形の装飾物らしきもののせいで一部提督からは、ネオ・ジオングやデオキシスなどと呼ばれることもしばしば。
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オマエタチノタタカヒ…ハ…ココデオシマイダッ!
提督「むしろさっさと終わらせろや!!Johnston寄越せ!!」
関連タグ
欧州水姫:前イベントのラスボス。深海日棲姫同様に仮面で素顔を隠しているが、こちらは最終的にマスク割れする。