ベーブ
べーぶ
概要
カフェ『NEWスパイダーズカフェ』の従業員で、元犯罪組織バロックワークスのオフィサーエージェント「Mr.4」である。オフィサーエージェント達の中でも目立つ巨体の持ち主で、あらゆる言動が非常に遅い。
プロフィール
本名 | ベーブ |
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異名 | Mr.4(バロックワークス時代)、キャッチャー殺し |
懸賞金 | 320万ベリー |
能力 | 無し |
誕生日 | 6月19日(ベースボール記念日) |
出身地 | 偉大なる航路 |
CV | 高塚正也氏 |
能力
オフィサーエージェントの中では珍しく(当人は)悪魔の実の能力者ではない模様。しかし、立て掛けた石造りの壁がその重みに耐え切れず崩壊するほどの「4tバット」を武器として軽々と振り回す恐るべき怪力の持ち主。
このバットでラッスーが放つ野球ボール型の時限爆弾を敵に向かってかっ飛ばし、爆砕する戦法を得意とする。恐ろしい事にあらかじめ爆発までの猶予となる時間を計算しており、ターゲットが直撃を回避しても爆発に巻き込めるように飛距離や勢いを調整して打ち分けるというとんでもない芸当を平然と行う。一撃でも直撃を受けて足を止めてしまえば、立て続けに次弾が飛んできて為す術も無く粉砕されてしまうだろう。
当然、4tもの重量を誇るバットそのものも一撃必殺級の凶器であり、直接相手を殴り飛ばす事もある。また、ラッスーを担いで普通に砲撃する事もある。
見た目や性格に反して、意外にも有事の際の身のこなしはなかなか軽快だったりする。少なくとも普段からミス・メリークリスマスと並走できるくらいの瞬発力と持久力はあり、スパイダーズカフェでは(Mr.1の登場を敵襲と勘違いした際に)Mr.2ボン・クレーやミス・メリークリスマスと共に一瞬で警戒・臨戦体勢に入ったりした。ミス・メリークリスマスの能力によって作られたモグラ塚の中も驚くべき速度で行き来し、ラッスーの放つ爆弾を次々に打ち返していく。
クロコダイルによれば、単純な戦闘力であればドルドルの実の能力者であるMr.3をも上回るという。実際、一撃の威力に関してはオフィサーエージェントの中でもトップクラスであり、彼もまた殺し屋としての実力は並のものではない。
性格
基本的に非常におっとりした性格で、あらゆる言動が非常に遅い。言葉を全て言い切る前にほぼ必ず相棒のミス・メリークリスマスに発言を遮られてしまう。反応も鈍く、頭を強打されてもそのリアクションに至るまで数分を要する。
行動のほとんどはミス・メリークリスマスに主導権を握られており、彼女の指示を受けていなければまともに動けない事も多い。しかし前述のように戦闘中は人が変わったかのように機敏になる。
ピザやアップルティーが好物で、心の中で思い描いていた理想は「速配ピザ屋」。
活躍
初登場のアラバスタ王国ではバロックワークスの社長の正体を知ってしまった麦わらの一味をMr.1ペアやMr.2ボン・クレーと急襲し、一味を散り散りにして始末しようとしたが、罠に嵌ってしまいビビ王女を取り逃がしてしまう。
仕方なしに一味の狙撃手ウソップと船医トニートニー・チョッパーと闘うも、穴だらけの地形と戦法を逆に利用されて敗北。その後海軍に捕まって投獄される。
次の登場は扉絵で、ミス・ゴールデンウィークらによる救出作戦で脱獄し、現在は殺し屋から足を洗ってカフェ『NEWスパイダーズカフェ』のウェイターとして働いている。