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サーベルタイガー(ゾイド)の編集履歴

2019-02-08 11:32:44 バージョン

サーベルタイガー(ゾイド)

さーべるたいがー

『ゾイド』シリーズに登場する、ゼネバス帝国の虎型ゾイド。本項では改良発展型である「グレートサーベル」についても紹介する。

スペック(サーベルタイガー)

機体名サーベルタイガー
番号EPZ-003
所属ゼネバス帝国
分類トラ
全長15.6m
全高9.1m
全幅5.7m
重量78.0t
最高速度200km/h
乗員人数1名
武装
  • 3連衝撃砲
  • 連装ビーム砲
  • 接近戦用ビーム砲×2
  • 高速キャノン砲×2
  • 高圧濃硫酸噴射砲
  • レーザーサーベル×2
  • 全天候自己誘導ミサイルランチャー
  • 全天候3Dレーダー
  • 大型赤外線/レーザーサーチライト

概要

ゼネバス帝国が開発した初の大型高速戦闘ゾイド。ヘリック共和国シールドライガーが開発されるまでは陸上において最速のゾイドだった。高速戦闘のほか奇襲攻撃や夜討ちも得意とし、小型ゾイドのヘルキャットを主な随伴機としている。開発当時、本機に対抗出来るゾイドは共和国軍にはおらず(当時無敵だったゴジュラスに対し2:1の戦力比を誇り、飛行ゾイドが部隊にいなければ交戦を許可されなかったほど)、鈍重な共和国機を次々と屠っていく姿に共和国軍兵士からは「戦場の紅いイナズマ」と恐れられた。本機の実戦配備を皮切りに、ヘリック共和国はウルトラザウルスとシールドライガーが投入されるまでの間、敗北寸前にまで追い詰められてしまう。


ダニー・ダンカン機

当時小学館から連載されていた『ゾイドバトルストーリー』2巻では、本機に搭乗したダニー・ダンカン少佐による活躍が印象的で、飛行ゾイドのサラマンダーを高所から襲撃して撃墜したり、共和国軍大佐ヨハン・エリクソンが駆るウルトラザウルスの攻撃から身を挺してゼネバス皇帝の乗るシンカーを守っている。この時、ゼネバスの乗るシンカーに同乗していた彼の弟のトビー・ダンカンは兄の壮絶な散り様を目の当たりにし、「Eのマークのついたウルトラザウルス」を兄の敵として執拗に付け狙うようになる。


この機体はメディアによって姿が異なり、『バトルストーリー』ではノーマル機と変わらないのだが、『ゾイドバトルコミック』では肩アーマーが黒色に塗装されている。


スペック(グレートサーベル)

機体名グレートサーベル
番号EPZ-003
所属ゼネバス帝国・ガイロス帝国
分類トラ型
全長15.8m
全高11.5m
全幅5.7m
重量90.0t
最高速度240km/h
乗員人数1名
武装
  • 3連衝撃砲
  • 連装ビーム砲
  • 接近戦用ビーム砲×2
  • 高速キャノン砲×2
  • 高圧濃硫酸噴射砲
  • レーザーサーベル×2
  • 全天候自己誘導ミサイルランチャー
  • 全天候3Dレーダー
  • 大型赤外線/レーザーサーチライト
  • 8連ミサイルポッド
  • 自動小銃
  • 高機動飛行ウイング×2
  • ブースターエネルギータンク×2
  • 安定尾翼

グレートサーベル

グレートサーベル

シールドライガーに対抗するべく、速度の向上と武装の強化を狙ったサーベルタイガーの強化型。デスザウラーの開発に伴い、技術が飛躍的に向上したゼネバス帝国がそのテクノロジーを試験的に導入した事で誕生した。


背部には大型のウイングと展開式の8連ミサイルポッドを増設、機体のカラーリングも従来の小豆色(ゼネバスレッド)から帝国軍MK-II部隊に準じた黒と赤と銀に変更されている。各性能が格段に強化され、最高速度も従来の200km/hから240km/hに向上したが、生産性と操縦性も悪化してしまった。 その為、エースパイロットに優先的に配備されている。


シールドライガーさえも打ち倒す活躍を見せ、共和国軍からは「密林の黒いイナズマ」「ライガーキラー」と呼ばれ恐れられた。『ゾイドバトルストーリー』における主な搭乗者はローウェン・コーヴ少佐であり、本機のアドバイザーでもあった人物である。彼はシールドライガーを主力とした特務部隊によって部下を皆殺しにされ、自身も片目、片足を失うという重傷を負った。しかし、グレートサーベル完成の際にゼネバス皇帝に直訴して戦線復帰。自ら手掛けた愛機で仇敵のシールドライガー、ベアファイターの部隊にその圧倒的な戦闘力で雪辱を果たした。


玩具としてのサーベルタイガー

レッドホーンアイアンコングと同じくモーターによる駆動方式を採用し、単三電池1本で稼動。スイッチを入れると口を開閉させつつ膝や足首を稼働させながら歩行する。


旧ゾイドシリーズの製品の中でもデザイン・ギミック共に優れたキットで、その完成されたデザインは21世紀になっても見劣りしないと評されている。シールドライガーをはじめとするライガー系ゾイドがサーベルタイガーのコンポーネントを流用していることも、その完成度の高さを物語っているといえる。


1999年からの新シリーズでは、「サーベルタイガー」の名称が1992年にバンダイによって

恐竜戦隊ジュウレンジャー』の登場メカ「守護獣サーベルタイガー」として商標登録されてしまった為、(戦隊ロボとしては珍しい分離状態の「守護獣トリケラトプス&守護獣サーベルタイガー」として商標登録)ガイロス帝国による改良型という設定を付与した上で「セイバータイガー」に名称が変更された。このセイバータイガーや、トイズドリームプロジェクトの一環で再販されたグレートサーベルの復刻版は、現在の安全基準に適合させる為牙の形状が改修され、虫歯のようになってしまっている。


コトブキヤのHMMシリーズや、トミーテックのMMSゾイドシリーズでもサーベルタイガー(セイバータイガー)、グレートサーベル共にラインナップされている。MMSシリーズでは商標の問題がクリアできたのか、ゼネバス帝国仕様の「サーベルタイガー」としての製品化である。


関連タグ

ゾイド

ゼネバス帝国 ガイロス帝国

セイバータイガー


サーベルタイガー…登録タグはこちらの方が多い。

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