概要
爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAXの主人公、一文字豪樹が最初に使っていたマシン。
エアロミニ四駆第1号機で初めてスーパーXシャーシが採用された。非常に剛性が高く、シャーシ裏からモーターを取り出せるのが特徴。また、トレッドやホイールベースが全シャーシの中で一番長い。更にこれまでGUPで登場していた超速ギヤ(3.5:1)が標準装備された。
バリエーションモデルとして、ボディの軽量化・大径タイヤ装備の「マックスブレイカーTRF」の他、スーパーXシャーシがリニューアルされたスーパーXXシャーシを装備した「マックスブレイカーブラックスペシャル」がある。
作中では
正式名称は「マックスブレイカーZ-2」。開発者は豪樹の父親・一文字正宗。
Zナンバーズの二番機で、カラーリングはマグナムと似ており、セッティングも高速型。エアロシャーシ(スーパーX)により、フルカウルマシンとは違いシャーシから空力を生み出す。空力性能はフルカウルマシンの比ではないほど高い。
原作
豪樹自身がポテンシャルを完璧に引き出せておらず、モブレーサーには勝てていたが、土屋博士のビートマグナムTRFにボロ負けしてしまったのをきっかけに土屋博士の助言によりマシンをニュートラル状態に戻され、カラーリングがなされた。そのおかげで本来のポテンシャルを発揮出来るようになった。
烈矢と草薙兄弟との勝負の後、リョウのライジングトリガーに敗北、改造することになった。
アニメ
「世界一のレーサー」を自称する豪樹は、ボルゾイレーシングスクールで弟の烈矢と並びAクラスのエリートレーサーとして活躍していたが、バトルレースを嫌い反発、スクールを追放され、以降川下町のGEN製作所を拠点に草レースを主にレースに出場する様になる。
TRFビクトリーズが第2回WGP出場の為国外へ行く際に勝負を挑みその性能を見せつけるも、豪樹自身がマックスブレイカーの性能を完全に引き出せていなかった事もあり敗北。
その後のレースでも続々と現れるライバル達を相手に勝利と敗北を繰り返す斑のある成績であったが、居候しているGEN製作所の人達によって、秘められた力があることが判明。ウイングを調整したことにより、その力が解放され、第1回・第2回ボルゾイオープンで優勝する快挙を成し遂げる。
シャーシとボディの相乗効果で、マシン全体を覆う「エアロバリア」を発生。そのバリアをチャージすると、空気トンネル(エアロチューブ)を前方に伸ばすことが出来、その中を通る必殺技「マックスストーム」を持つ。エアロチューブの中は通常の約3.7倍のスピードで走行する事が可能で、一瞬消えたように見える。またエアロチューブの中は真空の為、他のマシンが横から無理やり割り込んだりした場合、バラバラに破砕してしまう。
反面、チャージするのに長いストレートがいる、前方に障害物がないとエアロチューブが伸ばせない、無防備になる、エアロチューブの出口が変な場所に出るなど、使いどころが難しい技。エアロバリア自体も、真後ろでは気流が乱れていてバリアとして作用していない弱点もある。
2連続の「ダブルマックスストーム」、3連続の「トリプルマックスストーム」もあるが、ギヤへの負担が大きい。
シャドウブレイカーZ-3のプラズマジェットとエアロバリアが混ざり合う事でスピードが増加する合体技があり、この状態からマックスストームを繰り出す事も可能で、その際はコースが崩壊する程のパワーを生み出す。
ファイヤースティンガーとの合体技も編み出しており、エアロバリアによって圧縮された空気を燃焼させたファイヤースティンガーがアフターバーナーの役目をし、ストレートを強烈なトップスピードで走行するマックスファイヤー(またはファイヤーマックス)もある。
第42話でフェニックススティンガーに破壊されてしまい、更にその後、修理を試みようとしたが豪樹の機械の操作ミスで完全に壊れてしまった。(所有者が自分の手で止めを刺してしまったのは、おそらくこれが【最初で最後】)
ちなみにアニメではサイドローラーがついている(シャドウブレイカーZ-3もだが)。
関連イラスト
別名・表記ゆれ
関連タグ
爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX 一文字豪樹 ブレイジングマックス-後継機