【『HUGっと!プリキュア』本編最終話のネタバレ注意】
概要
本編から11年後、2030年。
のびのび町内にそびえ立つビルに本社を構える企業・アカルイアス社。
大人になった野乃はなは、何とその会社の社長になっていた。
社長室を訪ねた社員たちを鼻眼鏡姿で出迎え、スベって「めちょっく」状態になるなど、まさに「超テンション社長Yes!」を地で行っている(実際本人がこの台詞を口にしている)。
それでも、新しいショップのデザインに悩む社員たちを笑顔で励まし、「笑われるのでは」との心配に「笑われたっていいじゃない。誰が何と言おうと、私はあなたたちを信じる。何かあった時はドーンと任せろ!」と頼もしい言葉をかけている。
社員たちも目を潤ませて感激しており、信頼の厚い様子がうかがえた。
成長期が遅れてきたのか、背丈は中学時代からかなり伸びている。しかし前髪は中学時代の「斜めぱっつん」と同じ。
もともとはカットミスで生まれた髪型なのだが、はなはこれを自分の個性として肯定したので、ずっとこの髪型を維持し続けていることが最終話で描写されている。
若くして社長となり、持ち前の明るさと前向きさで社員たちを引っ張る抜群のリーダーシップを印象づけたはなだったが、実はこの時出産を間近に控えており、秘書のふみとから「しばらく会社を休め」と言いつけられていた。
そして案の定陣痛が始まり、さあやのいる病院に運び込まれることとなる。
余談
アニメージュ2019年3月号の内藤圭祐プロデューサーへのインタビュー記事によると、はなの未来の姿を描く際に職業を決めてしまうと「なんでもなれる、なんでもできる」という本作のテーマが少し弱くなるのではと思案しまくったあげく、例の謎フレーズ「超テンション社長Yes!」をそのまま描くことにしたらしい。
つまりはなは何かの職種の社長とかそんなちっぽけなことを気にしてはならず、とりあえず超テンション社長なのである。お、おう…
関連タグ
アナザーはな - 本編の歴史とは分岐した別の未来に存在する「髪を伸ばしたままのはな」が大人になった姿。
プリキュアスーパー戦隊シリーズ
野乃七海/ハリケンブルー、礼紋茉莉花/デカイエロー、小津芳香/マジピンク:同社・同局の同年の母の日の子持ちの戦士達。各人共明るい性格で二字違い、「花」を冠する名前且つ孤立した経験がある、明るい性格で娘がいるピンクヒロインとそれぞれ共通点がある。因みに三人合わせるとハグプリ初期メンバーとカラーリングが一致し、更に前者は青キュアとメンバー2且つ女優経験者、2者目は黄キュアとクールビューティとそれぞれ共通点がある。
相川純一/グリーンサイ:同社・同局の作中で出産をした30年前の1日前の世界の戦隊グリーン。但しこちらは男性で、敵に子供を寄生させられたことで妊娠した。