概要
シリーズで自軍初の女弓兵。クラスはスナイパーでスキルは追撃。
義賊と名高いオーガヒルの海賊を束ねる頭目。部下の裏切りに遭い逃げていたところをシグルド軍に助けられる。亡き先代の娘として育てられたが、実はユングヴィ公爵家の5歳の時に行方不明になった長女であり、双子の妹エーディンから家宝の聖弓イチイバルを渡されると、幼い頃の記憶を取り戻す。また、この時口調まで変わる。しかし、父のリング卿との再会を果たすことは決して叶わず、しかもその原因は腹違いの実の弟アンドレイである。
インテリジェントシステムズの旧公式サイトには、妹との再会は遭難から15年後と書かれていたが、設定資料集の改訂版では「十余年」に変更されている。双子より年下と4章で判明しているアゼルの設定との兼ね合いから、具体的には13~15年ほど後で、3章の時点で18~21歳と推測される。
家臣のミデェール、ヴェルダンの王子ジャムカ、騎士アレクとの間に恋人会話が発生し、恋人ができるとファバル・パティ兄妹の母親となる。
大沢美月版の漫画「聖戦の系譜」では上記のいずれでもなく、デューと結ばれた。
ブリギットでもブリキッドでもないので注意。余談だが、「幼くして海で行方知れずになったお姫様が、海賊に育てられておかしらと呼ばれるようになり、十数年後に生き別れの妹と再会する」という身の上が、同じ90年代のRPG『ファイナルファンタジー5』のファリス・シェルヴィッツと共通している。
外伝『トラキア776』に登場する記憶喪失の女剣士エーヴェルは、彼女がそのまま年齢を重ねたかのような容貌である。