ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

幸福な魔女の編集履歴

2019-03-08 17:46:16 バージョン

幸福な魔女

こうふくなまじょ

幸福な魔女とは、スマートフォン用アプリゲーム『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』に登場するキャラクターである。

本記事には『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝第10章の重大なネタバレが書かれています。

ネタバレOKまたはプレイ後の閲覧を推奨します。















































































































































































概要

幸福な魔女。その性質は、受難。

被膜に包まれた胎の中で、魔法少女が魔女化する時の穢れや人々が放つ感情を

栄養源にして静かに成長を続けている“半魔女”。

自身が持つ捻れた力を安定させるため、成長と共に宝石を体に散らしている。

いずれ殻を破って成熟した時、鎖から解かれた魔女は

あらゆるエネルギーを根こそぎ吸い尽くし、

星を呑み込めば自身が宇宙の塊になるまで食事を止めることはないだろう。

(『マギアレコード』内の「魔女・ウワサアーカイブ」#155より)


イブ

マギウスの翼によって半魔女「エンブリオ・イブ」と化した環うい魔女形態の正式名称である。第10章において???魔女の手下の名前が「幸福な魔女の手下」であることが明かされ、さらにイブ戦においても真名共々この名前が明かされることになる。


プロフィール


考察

これまでの魔女は「○○魔女」であるのに対し、この魔女は「幸福魔女」とされている。この点だけ見れば異質な要素ではあるが、それを解き明かす鍵は使い魔たる幸福な魔女の手下の説明文にある。


神浜市中でその姿を見るツバメの姿をした魔女の手下。どうやら主への献呈品として魔力を集めて回っている模様。


さらにイブの姿も王冠や宝石で飾られている。これはすなわちオスカー・ワイルドの童話『幸福な王子』がその元ネタと考えられるという事になる。王子は金箔と宝石を恵まれない民に与えるようツバメに託した。それが幸福な魔女においては逆にツバメの姿をした使い魔が主のために魔力をかき集めている。


そして真名は「shitori egumo」。これはこれまでも作品がドッペルの元ネタとして引用されてきた宮沢賢治の詩集『春と修羅』収録の「永訣の朝」の一節「ora orade shitori egumo」から来ている。

この詩は賢治が妹トシ(とし子)の臨終を題材としたもので、トシが亡くなる間際の言葉を岩手弁の「おら、おらでしとりえぐも(私は、私は一人で逝きます)」と綴り、それをさらにローマ字に置き換えた物である。

死の淵にあるトシとそれを想う賢治の姿は、本作における環いろは・うい姉妹に投影できるものとなる。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました