本記事には『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第10章の重大なネタバレが書かれています。
ネタバレOKまたはプレイ後の閲覧を推奨します。
概要と考察
幸福な魔女の手下。その役割は献呈。
主への献呈品として魔力を集めている、ツバメの姿をした魔女の手下。
何匹もの個体が集まって竜巻を起こし、勢いで周りの物を寄せ集めて巣作りをすると、
そこに魔力を蓄えて主に献げる準備を整える。
その目的は、あらゆる面で主を救うためである。
本来は主を失うと役割を果たせなくなって消える存在だが、
どこかではまだ姿を変えて尽くしているらしい。
(『マギアレコード』内の「魔女・ウワサアーカイブ」#157より)
第10章において明かされた、???魔女の手下の正式名称。同時に、この使い魔の親がマギウスの翼によって半魔女「エンブリオ・イブ」と化した環ういの魔女形態(幸福な魔女)であることも明かされることになる。
プロフィール
考察
これまでの魔女は「○○の魔女」であるのに対し、この使い魔の親である魔女は「幸福な魔女」とされている。この点だけ見れば異質な要素ではあるが、それを解き明かす鍵は幸福な魔女の手下の説明文にある。
神浜市中でその姿を見るツバメの姿をした魔女の手下。どうやら主への献呈品として魔力を集めて回っている模様。
さらにイブの姿も王冠や宝石で飾られている。これはすなわち真名の由来であるオスカー・ワイルドの童話『幸福な王子』がその元ネタと考えられるという事になる。王子は金箔と宝石を恵まれない民に与えるようツバメに託した。それが幸福な魔女においては逆にツバメの姿をした使い魔が主のために魔力をかき集めている。