うわさ
フィルムは何も語らないが、思い出は違う。
概要
アリス・デロスとはアプリゲームIdentityVに登場するサバイバーの女性である。
2023年4月20日バージョン2.0へのアップデートと同時に、新キャラクターながら探偵からの交代でプレイヤー代理キャラクターになった人物。
ストーリー時系列の変更によっておきる視点交代のようなものであり、メインストーリー「記憶の灰燼」以降の主人公である。
ストーリー詳細についてはこちらへ。
作中で同時にゲームに参加していたのは昆虫学者・作曲家・小説家・探鉱者。
アリスは偽名(プレイヤー名)を使って荘園に潜入取材を試みた。
自身の過去、悪名高い荘園の謎、参加者同士の思惑と欲望が絡み合う中、アリスは真実を見つけることが出来るのか?
IDENTITYシステム(1人のキャラクターの別の側面を別のキャラクターとして実装するシステム)によるもう一人のアリス・デロス……「少女」については「少女」のページを参照。
プロフィール
名前 | アリス・デロス |
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職業 | 記者 |
誕生日 | 5月5日 |
性能
外在特質
- 独占スクープ
合計4回使えるカメラを携帯する。カメラには2種類の視点があり、牽制視点を3回、救助視点を1回生成可能。
カメラをタップすると記者の目の前に幻影を生成する。この幻影は14秒間持続する。長押ししてチャージすると指定位置に幻影を生成する。
牽制視点の場合、チャージした時は幻影が目指す板を指定する。
救援視点の場合、チャージすると生成する位置を直接指定できるが、サバイバーが拘束されているチェアの付近8メートル以内では幻影を直接生成できない。
- 牽制視点
牽制視点で生成された幻影は自動的に落とされていない木の板の片側へ移動する。
ハンターが板に当たる位置まで移動すると、幻影は自動的に板を倒す。幻影が倒した板が命中した時のハンターの気絶回復速度は30%上昇する。
他のサバイバーが、幻影が使用しようとしていた木の板を先に落とすと幻影は消える。幻影が倒した板に対するハンターの板破壊速度は20%低下する。
幻影と仲間の距離が12メートル以内の場合、持続時間消費速度が50%上昇する。幻影が存在する時にカメラをタップすると自分から幻影を消すことができる。
- 救援視点
サバイバーが拘束されたチェアと記者の距離が25メートル以内の場合、救援視点が使用可能になる。幻影は自動的に最も近くにあるロケットチェアに移動し、仲間を救援する。
他のサバイバーの救援が先に成功すると幻影は消える。この視点において幻影とハンターの距離が20メートル以内の場合、ハンターに輪郭が強調表示される。
- 観測視点
幻影の移動速度と操作速度は通常のサバイバーと同等。幻影は通常攻撃1回分のダメージまで受けることが可能で、ハンターに存在感を与えないが、幻影に攻撃が命中した時の攻撃速度の回復速度が30%上昇する。
記者か幻影のどちらかが攻撃を受けると、両方が同時に被攻撃加速効果を得る。幻影が攻撃された場合、記者の加速時間が1秒延長される。記者が危機一髪を所持している場合、幻影が救援に成功した時に救助された仲間に危機一髪効果が付与される。記者と幻影の距離が8メートル以内の時、記者の移動速度が10%、幻影の移動速度が7%上昇する。
- ディープリポート
暗号機の解読速度が10%低下する。
幻影が倒されるごとに3%解読速度が低下する(最大9%)。
- 「勇敢」
ロケットチェア発射までの速度が10%低下する。
衣装(スキン)一覧
SR |
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忘れる者 |
あなたは何を探しているの?過去、それとも未来? |
スピネル |
誰かと目標が一致していても、時折道を違えることがある。暗闇を終わらせる流火となる者もいれば、長い夜に道を示す天の川となる者もいる。 |
公式報道 |
末世の理想主義者。彼女はその文才を以って避難所に楽観的な情報をもたらし、人々の心を鼓舞していた。しかし記者として、それは本当に良いことだと言えるのか? |
初期衣装 | ボロい服 |
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初期衣装。すべてが自然に見える。 | 服がボロボロだ。本当にただゲームをしただけ? |
関連イラスト
関連タグ
IdentityV 記者 アリス・デロス(IdentityV) 「少女」(IdentityV) オルフェウス(IdentityV)
背景ストーリー(ネタバレ注意!)
キャラストーリー
アリス・デロスは裕福かつ円満な家庭で幼少期を過ごした。寛容でやさしい両親と善良で頼りになる友達に影響され、彼女の性格も明るくてポジティブに育った。
だが、6歳の時にとある悲惨な事件で何もかもが変わってしまったのだ。
家族を失い、不運な女と呼ばれた彼女は、臆病の渦に囚われた上、孤児院に送り込まれた。
孤児院での日々は精神と肉体に苦痛をもたらす根源的経験となったが、14歳になると彼女は実験対象としてある医学教授に養子に出され、メルボルンに連れて行かれた。
長期間にわたる投薬とリハビリを経て、彼女は自己の意識を取り戻した。
だが、のんべんだらりと日々を生きる人生より、聡明な精神状態で地獄の中の生活を送ることは、かえって残忍なことだったかもしれない。
そんな中でも、幸い記憶の中で聞こえるあの声が、いつも彼女を崩壊の縁から引っ張り上げてくれた。
やがて、こういった出来事が彼女を破壊するのではなく、逆に彼女を変容させていった。
21歳になったアリスは逃亡し、イギリスに帰還した。
本名を伏せて記者になり、鋭く時勢を指摘しながらも、幼少期の大惨事の真相と姿を消した友達を探し続けた。
大人になったアリスは賢明で上品な女性に成長し、我慢強く勇敢な特性をもっている。観察と仮装にも長けていて、演説と分析能力にも秀でていた。記憶力も素晴らしく、人の感情を鋭く捉える。自身の持病と幼少期の実験を経験したことで、彼女は恐怖へのアンテナが人より優れているのだ。同時に忍耐力も強い。
彼女は過去の悪夢を乗り越えたが、それを完全に抹消することはまだできていない。
ひとりでいる時、アリス・デロスは重度の潔癖症と強迫神経症のため、いつも手袋をつけており、鋭い音も苦手だ。