プロフィール
キャラクター像
本作の登場キャラクター。本来の姿はドラゴンであるが、世を忍ぶ仮の姿として金髪ツインテールのメイド姿をとっている。
訳あって山で傷ついていたところを小林さんに助けてもらい、その後紆余曲折あって彼女の家にメイドとして雇われている。とはいうものの人間界の社会常識など知る由もなく、度々想像を超えた行動を取り小林さんに迷惑をかけている。なお元の世界ではトールは死亡扱いになっているらしく、ファフニールやルコアと言った知り合いのドラゴンにしか生存を伝えていない。
しかし命の恩人である小林さんに対する愛情は本物であり、彼女の為なら努力を惜しまない。
……と、書くと押しかけ迷惑キャラのテンプレの様に見えるが、そもそもはベロンベロンに酔っ払った小林さんがトールに迫ったのが馴れ初めである。「抱いて」とも言っている。
ドラゴンであるが故に人間を劣等種として見下している節があるが(但し小林さんだけは別)、楽にやっていけるということで愛想良くしている。このため近所の商店街の人々からは人気者。
特に小林さんを寝取ろうとする又はその危険性がある者、彼女に危害を加える者に対しては容赦しない。同様の理由から小林さんの同僚である滝谷真を警戒しているがその一方でファフニールの住居探しの末に滝谷を頼ってアパートにファフニールを置いてもらうよう頼んだり、コミケの手伝いをしたりと心底嫌っているわけではない様子。滝谷がファフニールとうまく同居できていることには不思議に思うと同時に素直に凄いと思っている。
同族に対しては友好的で同居しているカンナとは姉妹のように仲が良い。その一方で調和勢に属しているエルマとは仲が悪く、犬猿の仲(トールは混沌勢に属している)。
余談だが、『空想科学読本16』にて柳田理科雄が計算した結果、彼女一人でツァーリ・ボンバ級水爆20個分、地球上全ての核兵器の1/10に値する攻撃力を有していることが判明したらしい。