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インドゾウの編集履歴

2019-04-27 01:13:29 バージョン

インドゾウ

いんどぞう

長鼻目ゾウ科に属する、ゾウの仲間。

概要

別名アジアゾウ。

インドゾウとは、ゾウの一種で、亜種を含めれば、野生ではインドやインドシナ半島(東南アジアの大陸部)、中国の雲南省、スリランカやボルネオ、スマトラなどに棲息するが、人間の影響で絶滅した地域を含めれば中国北部やカスピ海の流水域まで分布していた。とくに、カスピ海方面の亜種はとくに巨大だった。家畜としても飼育されている。アフリカゾウと比べて小柄で、が小さく四角い。性質はおとなしく、労役に用いることができるが、別にアフリカゾウが特に狂暴だとか、アジアゾウがその逆だということではない。一部のアジアゾウやアフリカゾウが凶暴化した原因に人間がいるのも事実。


他の大型動物同様、人間の影響で全体的に小型化しているが、「王象」こと Raja Gaj という、肩高3.5mの規格外に巨大で、頭がマンモスやナウマンゾウのように先祖還りしたかのごとく張り出していた個体が少し前まで存命していた。


小型化した現在でも成獣個体に天敵らしい天敵は居ないが、大人しい性質が災いしてアフリカゾウに比べると臆病な面が目立ち、ごく稀にトラに殺されてしまうことがある。


なぜかポケモンにも登場している→インドぞう


主な亜種

  • インドゾウ(メイン画像)

一般的な種で、インドやタイなどに棲息する。体重2~5トン。上野動物園や市原ぞうの国など、日本国内の動物園で飼育される多くの個体が該当する。

以前は地域によってインドゾウ、マレーゾウ、タイゾウと分けられていたが、現在では大陸産のアジアゾウは全て同一亜種と判明した為、インドゾウに統合された。

  • ボルネオゾウ

その名の通りボルネオ島の固有種。本土の近縁種から約30万年前に分化し、島での森林生活に適応するため小型化した。国内にいる個体は岡山県の福山市立動物園のふくのみ。

農地開発による森林伐採や作物を荒らす害獣として駆除され、生息数は2000頭に満たない。

  • スマトラゾウ

その名の通りスマトラ島の固有種。体重2~4トン程で、他の亜種と違い肋骨が20対(他の亜種は19対)。体色は亜種内では明色。

ボルネオゾウと同様、農地開発による森林伐採や作物を荒らす害獣として駆除され、現在の生息数は2400~2800頭ほど。

  • セイロンゾウ

その名の通りスリランカ(セイロン)の固有種で、近年ではスリランカゾウとも呼ばれる。体重2~5.5トンで、耳介はもっとも大型。体色は亜種内では暗色。

近年日本国内の動物園に導入される個体の大半を占めており、愛知県の東山動植物園や多摩動物公園などで飼育されている。


「けものフレンズ」のインドゾウ

インドゾウ(けものフレンズ)

関連タグ

哺乳類 ゾウ ゾウ科 アフリカゾウ

マルミミゾウ マンモス ナウマンゾウ

elephant 코끼리 아시아코끼리 인도코끼리

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