概要
CV:難波圭一
サウンドウェーブとの激闘の末、相討ちとなったブロードキャストがマスター星の技術で復活した姿。同様に生まれ変わったライバル「サウンドブラスター」と情報戦を繰り広げる。
部下には同じく本作から登場の「ダブルスパイ」や、玩具のみ存在する「フリップサイズ」がいる。
戦いに明け暮れたためか、陽気な音楽好きの面は見られなくなる。ただし第11話のフォートレス新司令官の着任記念パーティーでは、ハードヘッドにねだられてカラオケをさせてあげたりしている。
玩具はブロードキャストの流用だが、胸部が改修され、二体のカセットボットを収納できるようになっている。合わせて合体するカセットボットも発売された。
いつの玩具展開であれ、サウンドウェーブの玩具が発売されると黒くしてサウンドブラスターも出るのが定番だが、こちらはそんなことが無く、人気の差を物語る。
レジェンズ
タカラトミーの玩具シリーズ『レジェンズ』では、「LG24 ブロードキャスト」にヘッドマスターとして付属する。頭部に変形させ、ラジカセおよび基地に変形するトランステクター(胴体)にヘッドオン(合体)することで、ブロードキャストが完成する。
コミックでは設定上アニメと同一人物扱いなのだが、影の薄くなった音楽好きが強く押し出された描写になっている。とある事件でヘッドマスターになった彼は、レジェンズ世界を訪れサラリーマンで生計を立てる。しばらくしてトランステクターを手に入れた彼は、脱サラして音楽一本で生きる道を選ぶのだが、CDが売れず貧乏になってしまうのだった。
ある日、双頭竜の怪物が現れる。ツインキャストはヘッドオンして戦うのだが、怪物が首から下げていたエネルギー「ゾディアック」を手に取ると、トランステクターが基地モードへ変形した。
ハードヘッドとブラーも加勢し、基地モードでの攻撃で怪物を倒した。この怪物はゾディアックで姿を変えたスカージだということが判明した。
コミック冒頭では先述のフリップサイズのスパイ疑惑をめぐり、ロードレイジ(アニメ未登場)と裁判で争う場面が描かれた。