概要
CV:難波圭一
『トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』にて宿敵サウンドウェーブとの激闘の末、相討ちとなったブロードキャストがマスター星の技術で復活した姿。同様に生まれ変わったライバルのサウンドブラスターと情報戦を繰り広げる。部下には同じく本作から登場のダブルスパイや、アニメには登場しない玩具出自のフリップサイズがいる。
戦いに明け暮れたためか、陽気な音楽好きの面は見られなくなったが、第11話のフォートレス新司令官の着任記念パーティーでは、ハードヘッドにねだられてカラオケをさせてあげたりしている。
玩具はブロードキャストの仕様変更品で胸部が改修され、二体のカセットボット(カセットロン)を収納できるようになっている。これに併せて2体合体するカセットボットも発売された。復刻版はこれまでに2度発売されており、1つめは通販サイトe-hobbyの限定販売品として前述のフリップサイズが付属したセット商品が2006年に発売。2つ目は一般販売品としてジャガーとスチールジョーの仕様変更品のストライプスとナイトストーカーを付属したものが2012年に発売されている。
だが、後年でのリメイクは全くと言って良いほどになく、いつの玩具展開であれサウンドウェーブの玩具が発売されると色を黒くしたサウンドブラスターも出るのが定番なのに対し、ツインキャストは前身のブロードキャストすら出ない場合が多く、両者の人気の差を物語っている。
レジェンズ
タカラトミーの玩具シリーズ『トランスフォーマーレジェンズ』では、「LG27 ブロードキャスト」にヘッドマスターとして付属する。頭部に変形させ、ラジカセおよび基地に変形するトランステクター(胴体)にヘッドオン(合体)することで、ブロードキャストが完成する。
コミックでは設定上アニメと同一人物扱いなのだが、影の薄くなった音楽好きが強く押し出された描写になっている。とある事件でヘッドマスターになった彼は、レジェンズ世界を訪れサラリーマンで生計を立てる。しばらくしてトランステクターを手に入れた彼は、脱サラして音楽一本で生きる道を選ぶのだが、CDが売れず貧乏になってしまうのだった。
そんなある日、双頭竜の怪物が現れツインキャストはヘッドオンして戦うのだが、怪物が首から下げていたエネルギー「ゾディアック」を手に取ると、トランステクターが基地モードへと変形した。ハードヘッドとブラーも加勢し、基地モードでの攻撃で怪物を倒した。この怪物はゾディアックで姿を変えたスカージだということが判明した。
コミック冒頭では先述のフリップサイズのスパイ疑惑を巡り、ロードレイジ(アニメ未登場)と裁判で争う場面が描かれた。