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ツェペリ家の編集履歴

2019/05/15 15:32:28 版

編集内容:一部修正。

概要

ツェペリ家とは、荒木飛呂彦氏原作の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の家系である。

姓の元ネタはイギリスロックバンドレッドツェッペリン」。ちなみに第一部でストレイツォにまとめて瞬殺されたゾンビ4体にもツェッペリンのメンバーの名前がそのまま付けられている。

人種はイタリア系。元々は遺跡発掘などを主とする考古学者として働いていた。

ディオ・ブランドー(DIO)同様ジョースター家とは何かと深い因縁を持っている。

一族一覧

※本編で触れられたものを記載。

第一部

名前ウィル・A・ツェペリの父
出没年??〜1858
備考石仮面で吸血鬼化し死亡
名前ウィル・A・ツェペリ
出没年1838〜1888
備考マリオ・ツェペリの父。ジョナサン・ジョースターの師匠

第二部

名前マリオ・ツェペリ
出没年??〜1934
備考シーザー・A・ツェペリの父
名前マリオ・ツェペリの妻
出没年??
備考1928年以前に死亡。マリオ蒸発後遠い親戚がツェペリ家の生活資金を騙し取る
名前シーザー・A・ツェペリ
出没年1918〜1939
備考マリオ・ツェペリの実子。リサリサ(エリザベス・ジョースター)の弟子

特徴

ジョースター家のように明言されているわけではないが、以下のような特徴を持つ。

  • 何かと巻き込まれ体質

そもそもウィルが石仮面を追うようになったのは、石仮面の脅威に巻き込まれた事が大きなきっかけになっている。マリオも家族を捨ててまで実父の意思を継ごうとしていた事から明言はされていないものの石仮面にまつわる何らかのトラブルに巻き込まれた可能性は考えられなくもない。

シーザーもまた、柱の男の壁の宝石に不用意に触れてしまった事で石仮面(柱の男)の脅威との戦いに巻き込まれる事となった。

ツェペリ家の波紋法との出会いは石仮面の脅威に太刀打ち出来る武術を求め2年間に渡りウィルが世界各地を旅し波紋法の師匠トンペティの元で修行を積んだのがきっかけ。シーザーに至ってはジョセフ同様生まれつき波紋を使いこなしていた。

ただしウィルは修行に3年、シーザーは4年の歳月を要したのに対し、短期間の修行でも彼らに追いつくほどの実力を手にしたジョースター家には遠く及ばないとされる。

  • 石仮面に関わりその対策の波紋を学んだ者は悲惨な最期を迎える

ジョースター家同様石仮面及び柱の男に携わった人物は短命だと言える(ただし柱の男関連で犠牲になったジョースター一族はいない)。

ウィルの実父は石仮面により人間ではなくなり、ウィルはタルカスの攻撃で体を真っ二つにされて死亡。

マリオは本格的に目覚める四年前の柱の男から伸びた牙で体を貫かれ全身を捕食されて死亡、シーザーはワムウに血管などをズタズタに引き裂かれ力尽きて死亡した直後に十字形の瓦礫に押しつぶされている。

ウィル、マリオは共に石仮面(柱の男)の脅威に立ち向かうため家族を捨てている。

一見無責任にも取れ、実際シーザーがグレる元凶を作ってしまっているが、その根端には「石仮面(柱の男)の脅威を知れば、間違いなく親の跡を継ぐから家族を巻き込みたくない」といった自己犠牲的な思いがあるためでもあった。上述したようにツェペリ家は巻き込まれ体質なのを考えると、決して間違った判断とは言い切れないものがある。

またウィルはトンペティの元で修行する前に「死の運命」を予言されているが、この自己犠牲体質も影響しているのかもしれない。

この内ウィル、シーザーはいずれも敵に飛び蹴りをした事で死の遠因となってしまっている。

ウィルの場合は、タルカスに波紋乱渦疾走という波紋法による飛び蹴りを使用したが避けられてしまい、逆に鎖で縛られ真っ二つにされてしまい、シーザーはシャボンレンズで追い詰めたワムウへの止めとして飛び蹴りを食らわそうとするも、一瞬影になった所をワムウに隙を与えてしまい、神砂嵐で逆転されてしまう。

しかし、この後ウィルはジョナサンに深仙脈疾走を使い、タルカスを倒す力を与えたり、シーザーは深手を負いながらも隙を突いてワムウの解毒剤ピアスを奪い取る等、決して無駄死にではない活躍をしている。

俺が最期に見せるのは代々受け継いだ未来に託すツェペリ魂だ!

人間の魂だ!

たまたまなのか、ツェペリ家はウィルの実父を除きジョースター家に何らかの形見を残している。

ウィルは死後ジョナサンに深仙脈疾走(ディーパスオーバードライブ)を授け、マリオは実子シーザーをリサリサの元で修行するよう遺言を残し、シーザーはジョセフ死のウエディングリングの解毒剤入りピアスとバンダナを血のシャボンで届けている。

自己犠牲的ではあるが、決して無駄死にでは終わらせないのがツェペリ魂なのだろう。

…など。

2部のシーザーの死亡により物語の舞台からは退場しジョースター家との関わりは途絶えてしまうが、マリオはシーザー以外にも少なくとも4人の子供を残しているため血統が途絶えた訳ではない(ただマリオの生活資金を母方の親戚が全部奪っていったため苦しい生活にはなっていそうだが…)。

回想を見る限りシーザー以外は全員髪が長く全て女性にも見えるので、上記特徴は男性のツェペリ一族だけに当てはまるのかもしれない。

また、新世界の7部では新・ツェペリ家とも言うべきジャイロ・ツェペリが登場している。

歴史

西暦時期出来事
1838ウィル・A・ツェペリ誕生
1858ウィルの父、帰港中に船の中で石仮面で吸血鬼化。太陽の光を浴びて死去
??ウィル結婚。その後息子のマリオ・ツェペリ誕生
1881??第1部「ファントムブラッド」開始
1888ウィル本編登場。ジョナサン・ジョースターに波紋法を伝授する
1888ウィル・A・ツェペリ死去(享年50)
19185月13日シーザー・A・ツェペリ誕生
1928マリオ・ツェペリ突然の失踪
1934マリオ・ツェペリ死去。直前にシーザーは失踪したマリオを発見する
1938??第2部「戦闘潮流」開始
19391月30日シーザー本編登場。ジョセフ・ジョースターとロバート・E・O・スピードワゴンをコロッセオに案内
19392月27日シーザー・A・ツェペリ死去(享年20)

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