曖昧さ回避
- イギリスのロック・バンド、エマーソン・レイク・アンド・パーマー(ELP)の2ndアルバムのタイトル。またはアルバムに収録された曲のタイトル。
- エマーソン・レイク・アンド・パーマーの2ndアルバムのタイトルを名前の由来とする、ジョジョの奇妙な冒険 第一部 ファントムブラッドに登場するキャラクター。→ タルカス(ジョジョの奇妙な冒険)
- 特装機兵ドルバックに登場する、戦車型に変形するロボット。正式には「ボナパルトタルカス」だが、劇中ではタルカスとだけ呼ばれる。と言うか後に「ボナパルト」とは付かない「量産型タルカス」も登場している。
- SEKAINOOWARIの2017年ライブツアータイトル。公演を通して一つの童話風ストーリーを語る形式で、ストーリーの主人公がタルカスという名の男だった。
- ダークソウルの登場キャラクター。→ 黒鉄のタルカス
エマーソン・レイク・アンド・パーマーの「タルカス」
タルカスとは2ndアルバムのジャケットに描かれている架空の生物で、アルマジロとMk.I戦車が合体したような姿をしており、噴火と共に生まれ地上の全てを破壊した後マンティコアと戦い、傷ついて海に帰っていくというストーリーが、全7曲、合計20分に渡る壮大な組曲で語られる。
なお、この単語はキース・エマーソンが思い付いた造語だが、エストニア語で「知恵」という意味がある。
独特のインパクトのあるジャケット・デザインで、しばしばパロディの題材になる。
余談
- 日本ではジャケット絵から『ウルトラセブン』の恐竜戦車を思い出したものも多かったようである。
- ウルトラセブンの監督の一人であった実相寺昭雄によって後年書かれた小説『ウルトラセブンvol1.狙われた星』に登場する怪獣「ゴルトス」が強化された「ネオ・ゴルトス」は頭部こそ毒蛇のようだがタルカスに酷似する。
- 青池保子の漫画『イブの息子たち』ではヤマトタケルがジャケット絵の怪物を使役してジャンヌ・ダルクの指揮する部隊に攻撃し壊滅させる一幕がある。
- 同作の主人公トリオの一人、ヒース・イアソンはキース・エマーソンがモデルと言われる。
- 2010年には吉松隆の編曲によるオーケストラアレンジ版『タルカス クラシック meets ロック~吉松隆』も発表され、後に吉松が劇伴を手がけたNHKの大河ドラマ『平清盛』でこのバージョンが使用された。
関連タグ
エマーソン・レイク・アンド・パーマー タルカス(ジョジョの奇妙な冒険) 特装機兵ドルバック 黒鉄のタルカス SEKAINOOWARI