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ポジトロンライフルの編集履歴

2019-05-18 03:51:27 バージョン

ポジトロンライフル

ぽじとろんらいふる

ポジトロンライフルとは、「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する兵器のことである。

概要

エヴァンゲリオンが携行するビーム兵器の一種。

陽電子(ポジトロン)が物質中の電子(エレクトロン)に衝突すると対消滅する事を利用した武器であり、陽電子砲とも呼称される。


劇中での初登場は第六話。第5使徒ラミエル狙撃するための兵器「陽電子砲円環加速式試作20型」として名が挙げられる。しかし、まだ未完成だったので代わりに戦略自衛隊の自走陽電子砲を徴用・改造した「ポジトロンスナイパーライフル」が投入されることになった。


その後、前述の試作20型を実用化した「ポジトロンライフル20X」が登場。

いかにも狙撃銃らしい形状だったポジトロンスナイパーライフルに比べ、近未来的な形状の大型ビームライフルとして描写されている。単発の威力はパレットライフル等の実弾火器よりも遥かに強力だが、使用時には銃床を肩にかける必要がある為、右肩のウェポンラックを外す必要があるのが運用上の難点と言える。


KARASAWA-MK2

(上記イラストは別の武器だが、形状が酷似しているため参考資料として掲載する)


劇中では第九話で初登場。EVA弐号機第7使徒イスラフェルへの攻撃に使用した。第弐拾弐話でもやはり弐号機が第15使徒アラエルを狙撃するために携行した。こちらは狙撃用に改造されたのか、塗装や形状が多少異なっている。

いずれも使徒に致命的ダメージを与えるには至らず、ポジトロンスナイパーライフルに比べて印象的な活躍は出来なかった。


新劇場版には登場していない。


なお、現在pixiv上に存在する「ポジトロンライフル」のタグのイラストは全てポジトロンスナイパーライフルを描いたものであり、ポジトロンライフル20Xのイラストは存在しない


余談

古いSFでは「反物質砲」と呼ばれた兵器でもある(陽電子は反物質の一種)。

陽電子は空気中の(窒素や酸素に含まれる)電子相手でも対消滅を起こし、更には対消滅時には多量の放射線を発生させてしまう。

そのため空想科学読本では「大気中で陽電子を発射するなんてアホの所業」、「防護服も着ずにいたミサトさん達が危ない」、「それどころか地球が滅びかねない」と指摘されていた。


後年の『機動戦士ガンダムSEED』に登場した同様の兵器「陽電子破城砲」は「大気圏内で発射すれば地球環境を汚染してしまう」というリスクが劇中でも描写されていた。


関連タグ

新世紀エヴァンゲリオン

KARASAWA - 形状がポジトロンライフル20Xに酷似した他作品の武器

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