概要
前作のGUTSを強化・再編した特捜チーム。ウルトラシリーズの特捜チームの中でも、屈指の戦闘力を誇る。
映画『ウルトラマンサーガ』ではTVシリーズの最終回から15年後の世界が描かれ、当時のスーパーGUTSメンバーもマイを除き再登場を果たしている。
命を張った危険な仕事にも関わらず、給料はマツタケが満足に食べられないほど安いらしい。
人物
アスカ・シン/ウルトラマンダイナ
本作品の主人公。リーフラッシャーでウルトラマンダイナに変身する、破天荒な22歳の青年。
ヒビキ・ゴウスケ
隊員たちを見守る良きスーパーGUTSの隊長。46歳。『サーガ』では総監に就任している。
ヒビキを演じた木之元は当時46歳(第1話放送までは45歳)で、平成ウルトラマンシリーズでは歴代最年長記録を更新した(昭和ウルトラマンシリーズを含めれば『帰ってきたウルトラマン』の当時48歳で演じた伊吹竜役の根上淳が最年長である)。
コウダ・トシユキ
アスカに次ぐ熱い性格を持つ隊員。第34話では臨時の隊長を務め、同話で正式に副隊長に任命される。34歳。『サーガ』ではTPC宇宙開発局参謀に就任している。
ユミムラ・リョウ
才色兼備の女性で口よりもまず手が出る、男勝りな性格。しかし、女性らしい一面もある。27歳。『サーガ』ではスーパーGUTS隊長に就任している。
カリヤ・コウヘイ
28歳。『サーガ』ではスーパーGUTS副隊長に就任している。
ナカジマ・ツトム
29歳。『サーガ』では科学班主任になっており、アスカを追いかけるべく次元移動が可能な新型ネオマキシマ機の開発を行っている。
ミドリカワ・マイ
18歳。『サーガ』本編ではマイ役の山田まりやが当時産休だった為未登場だが、教官としてTPCに所属しており、タイガを推薦したのはマイとの事。
タイガ・ノゾム
『サーガ』にて登場したルーキー隊員。ダイナが活躍していた頃に怪獣によって両親を失っている。
メカニック/テクノロジー
α号(イーグルジェット)、β号(イーグルウィング)、γ号(イーグルガイ)で合体編制され、後に「αスペリオル」と呼ばれる新型機が登場した。主武装は各機の兵装の他、3機のエネルギーを収束させた「トルネードサンダー」。
クラーコフ NF-3000
GUTSが運用していたアートデッセイ号の後継機種。移動式の司令部として運用される事が多い。南極で沈没したり、金星でスフィア合成獣に襲われるなど作中ではロクな目に遭っていない。ちなみにデザイン画ではメカゴジラ調の顔が付いていた。
コネリー07
調査・偵察が目的の小型艇。ヘリのようなローターで飛行し、武装は威嚇用レーザー「ムーア・キャノン」消火弾「ダルトン・ボム」を搭載している。機体名及び武装名は「007」から。ウルトラマンサーガでも登場予定だったのか、マーズベースのイメージイラストに登場していた。
ガッツマリン
水中探査/攻撃用の潜水艇。武装は「ブルー・レーザー」と小型ミサイル「ブレーク・シャーク」を搭載。「ブレーク・シャーク」を外し、有人小型ミサイルを搭載する事も出来る。
ガッツディグ
地中探査/攻撃用の掘削機。γ号を除いたガッツイーグルによって運搬される。武装は「アトミック・サンダー」を搭載している。ちなみに前作のピーパーよりかは出番が少なくなっている。
ゼレット
地上パトロール用の車両。ボッパーに比べ速度が速く、時速800km以上で走行できる。武装はルーフに搭載された「ゼラリアン砲」。ベース車は「ホンダ プレリュード(5代目)」。
ボッパー
地上パトロール用の車両。ゼレットに比べ速度が劣るが、どんな荒れ地でも時速600km以上で走行できる。武装はルーフに搭載された「バウンティ砲」。ベース車は「ホンダ CR-V(1代目)」。
ガッツ・ブラスター
スーパーGUTS隊員の主力銃。通常のビーム弾の他、アタッチメントでより多くの機能を使用できる。
ブレイク・シューター
円盤状の光弾を発射する大型銃。使用は初期のみで、ほとんど使用されていない。
XXバズーカ
大型光弾を発射するレーザー砲。読みは「ダブルエックスバズーカ」。
ギャラクシー・スナイパー
光弾を3連射するライフル銃。ダランビアに対し、アスカが使用したが大したダメージを与えられずエネギー切れとなった。
W.I.T.
Gの字に似た超小型コンピューター。通信機の役割を果たすが、サイズは大きめ。
余談
古代に蘇る巨人時点(ウルトラマンサーガから3年後である2038年)では『ネオスーパーGUTS』に再編されており、マドカ・ダイゴの息子マドカ・ツバサは訓練生にあたる。