概要
『ペルソナ2 罰』において『女神異聞録ペルソナ』主人公に与えられた呼称。
『異聞録』の時点ではデフォルトネームが存在しなかったため、『罰』で便宜上付けられた。
なお、彼のしているピアスは地味なもので(特に『異聞録』当時のゲーム画面では確認が困難)、実際のところ通称として使えるほど特徴的なパーツではない。
人物
聖エルミン学園に通う高校2年生の少年。
ごく普通に日常を過ごしていたが、御影町に突然発生した異変に巻き込まれることになる。
プレイヤーの分身となるキャラクターであるためか、ゲーム中ではほとんど台詞が用意されておらず、際立った個性も特にはない。ただ仲間たちから重大な選択を任せられるあたり、信頼されているようだ。
またプレイヤーの行動によっては、自らが異変の原因となってしまうことも。
初期ペルソナは「EMPEROR セイメンコンゴウ」。専用ペルソナは「EMPEROR アメン・ラー」。
二次創作においては、テレビCMや公式イラストの影響かヴィシュヌといっしょに描かれることが多い。
コンタクトコマンドは「説得する」「挑発する」「勧誘する」「歌う」の4種。
最後の「歌う」がコンタクトであまり役に立たない事から、二次創作では音痴扱いされる事がある。
前述の通りデフォルトネームは存在しないため、メディアによって名前はまるで違う。
上田信舟氏による漫画版では「藤堂尚也」、女神異聞録ペルソナのCDドラマでは「 鳴海優也」、小説『シャドウメイズ』では「朱雀院慈平」という名前が付いている。
容姿
ファンから「寝癖」と形容される毛先のはねた黒髪に、目立つアクセサリーや着崩しが無く真面目に着こなしている制服が特徴的。
だが、同作のメインキャラとしてはかなり地味な出で立ちで、「ピアスの少年」と名付けざるを得なかったのもうなずける。
なお、髪の色は立ち絵でこそ真っ黒に塗られているが、戦闘時のグラフィックは青で表現されている。その影響か、二次創作では寒色系の髪色で描かれる事が多い。
海外版ではデザインに手が加えられており、白い肌に青い目・オレンジの髪色・それほど派手に跳ねてはいないヘアースタイル・ピアスも無し・そもそも顔つきが全然違う…と、首から上はほぼ別人になっている。
担当声優
石塚堅(ゲーム本編)
石田彰(女神異聞録CDドラマ)
谷山紀章(PersonaCDドラマ)
関連イラスト
関連タグ
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