ピアスの少年

ぴあすのしょうねん

ゲーム『女神異聞録ペルソナ』における主人公の公式な"通称"。

概要

デフォルトネームが存在しなかった異聞録に対し、『ペルソナ2 罰』で便宜上付けられた。なお、彼のしているピアスは地味なもので（特に『女神異聞録』当時のゲーム画面では確認が困難）、実際のところ通称として使えるほど特徴的なパーツではない。

上田信舟による漫画版では「藤堂尚也」、女神異聞録ペルソナのCDドラマでは「鳴海優也」、小説版では「朱雀院慈平」という名前が付いている。

聖エルミン学園に通う高校2年生の少年。

ごく普通に日常を過ごしていたが、御影町に突然発生した異変に巻き込まれることになる。

プレイヤーの分身となるキャラクターであるためか、ゲーム中ではほとんど台詞が用意されておらず、際立った個性も特にはない。ただ仲間たちから重大な選択を任せられるあたり、信頼されているようだ。

またプレイヤーの行動によって雪の女王を復活させる原因を作ってしまうことも。

初期ペルソナは「EMPEROR セイメンコンゴウ」。専用ペルソナは「EMPEROR アメン・ラー」。

二次創作においては、テレビCMや公式イラストの影響かヴィシュヌといっしょに描かれることが多い。

コンタクトは「説得する」と「挑発する」と「勧誘する」と「歌う」。

ファンから「寝癖」と形容される毛先のはねた黒髪に、左耳のピアスと着崩ししていない制服が特徴的。

また黒い髪と書いたが、公式やアンソロジー等では寒色系で描かれる時もある。

海外版ではデザインが変更されており、色白でピアスもしていなければオレンジよりの髪色と髪型も違う。

石塚堅(ゲーム本編)

石田彰(女神異聞録CDドラマ)

谷山紀章(PersonaCDドラマ)