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ミキサー大帝はキン肉マンに登場する超人。
概要
キン肉星王位争奪編でキン肉マンマリポーサチームの一員。笑い声は「ハーハーハー」。
ミキサーそのものの体はパワー分離器となっている。パワーだけでなく、生き物の身体を傷つけることなく骨だけを抜き取る事も可能。
中堅としてキン肉マンと戦い、彼の火事場のクソ力を分離して一時的に超人墓場に追いやった。
その後超人墓場から生還したキン肉マンにエルボードロップを食らわせ勝利した。
しかし、あろうことか自分の体のネジが一本キン肉マンに抜かれていたのに気付かず、調子に乗った結果次の対戦にて本作のマスコットキャラ同然のアレキサンドリア・ミートにバックドロップで敗れた。
体はバラバラになって再起不能なのは明らかだが、もともと特殊な体形と機能を持った機械超人なので、完全に死亡したかについては不明。
彼以外に公式戦でキン肉マンを破った超人は、キン肉マンの師、プリンス・カメハメ位しかいない。
(一応それ以前にも二人ほどいるが、どちらも非公式戦である。)
ただし本人はミキサーの技に頼り切っている節もあり、ミートとの対戦時も明らかに技術面で劣っており超人レスラーとしては素人と思わしき描写が多い。
キン肉マンを倒した時も
・邪悪五神の助けがなければ火事場のクソ力を分離できなかった。
・キン肉マンは試合前にザ・ホークマン、ミスター・VTRと二連戦しており、ボロボロの状態だった。
・その上、ミスター・VTRの横槍がなければキン肉ドライバーで負けていた。
などと、ほとんど袋叩きの反則勝ちに近い内容であり、とても実力で勝ったとはいえない有り様。
まともに戦っていたら勝ててたかどうかは怪しいところである。
また余りにアンフェアな試合内容にテリーマンとロビンマスクも流石にキレてスグルに加勢する為に行動を開始した。
しかし、自らキン肉マンの火事場のクソ力の危険性を指摘しそれを奪う策を提示したりミスター・VTRの力を利用した上でキン肉マンを破るなど策士としては有能な面を持つ。
実際に彼との対戦で火事場のクソ力を失った事が終盤までキン肉マンが苦戦を強いられる大きな要因となっていた為、王位争奪編に登場した超人の中でも特に強い印象を残した一人ではあっただろう。
ちなみに、出身地が日本となっているのは、その出自が夢の島に捨てられたミキサーだったからである。