ザケル!ザケルガ!!テオザケルー!!!
概要
普段は真面目な清麿だが、同時にかなり短気な面があり、キレた時には阿修羅のごとき禍々しい顔に変貌し、普段の冷静さからは想像もつかないような行動に出る。その怒り顔は回を重ねることに、魔人→大魔王→鬼神→破壊神といった異形の者に表現がエスカレートしており、その圧倒的な迫力はあのゼオンとデュフォーでさえも恐怖で怯ませるほどである(ガッシュ曰く、「人の皮を被った鬼」)。
基本的にはフォルゴレとナゾナゾ博士に対するツッコミ用ザケルと同じ、ガッシュやキャンチョメ等に対する日常編のギャグシーンとして見られるだけだった。
しかしファウード編では、リオウ戦直後の昏睡状態から完全復活を果たした際、モモンの送還や満身創痍で柱に閉じ込められたキャンチョメ・ティオ・ウマゴンの姿を目の当たりにすると、仲間への残虐な仕打ちを指示したゼオンに対してかつてないほどの人間離れした鬼の形相を露わにし、それを目にしたゼオンやガッシュはおろか、デュフォー・ロデュウ・ジェデュン及びその場にいる仲間達を驚愕させた上でその怒りを凄まじい心の力に変えた。
更にティオ達を愚弄したロデュウに対しては最早人間とは思えないほどの凄まじい姿で「ザケル」、「ザケルガ」、「テオザケル」の組み合わせによる連続攻撃(途中、息継ぎやファウードの培養液による心の力の回復も込みで)で拷問同然の制裁を加え、完膚なきまでにぶちのめした(ロデュウのパートナーのチータは心の力とファウードの回復液を切らしてしまったため、本を守ることを優先して隠れていた)。
また、アニメ版ではウンコティンティンに問題変更の交渉(最初に提示された問題は360年間解が証明されていなかったフェルマーの最終定理、しかも回答者は人の言葉を話せないウマゴン)をかけた際、自分に謝るよう要求されるものや、凄まじい怒りと気迫でウンコティンティンを脅し泣かせたり、ゼオンの出した使い魔が日本を破壊すると発言した時はその使い魔に対し、術者のゼオンが驚くほどの怒りの形相を露わにした。