そこは一度入ると出られない、不思議な島。
概要
ゲームボーイ及びNintendo Switchゲーム『ゼルダの伝説 夢をみる島』の舞台。
一見すると何の変哲もない南の島に見えるが、なぜかリンクはここを出る事ができない。その理由はゲームを進めていくうちに明かされることとなる。
地域など
メーベの村
島の西側にある村。プレイヤーの拠点となる。マリンやタリンなどが暮らしている。
ショップで万引きすると酷い目に遭うので注意。
トロンボかいがん
メーベの村の南にある海岸。リンクが流れ着いた場所で、最初に訪れることになる。
ウククそうげん
メーベの村の東に広がる平原。
テールのほらあな
最初のダンジョン。メーベの村の南部に位置する洞窟。しっぽの形をしている。
つぼのどうくつ
第二のダンジョン。島の北西に広がるゴポンガのぬまにある洞窟。入り口は花で覆われている。壷の形をしている。
カギのあなぐら
第三のダンジョン。ウククそうげんにある洞窟。鍵の形をしている。
カナレットじょう
リチャード王子の居城。王子の宝物が隠されている。
どうぶつ村
動物たちが暮らす村。メーベの村とは姉妹都市の関係にあり、村民の交流も活発。マリンのファンが多数いる。
ヤーナさばく
どうぶつ村の東にある砂漠。不吉なメッセージを語るフクロウ像や喋るガイコツがいる。
マーサのいりえ
どうぶつ村の西にある入江。人魚像がある。
アングラーのたきつぼ
第四のダンジョン。タルタルさんみゃくの南、タルタルこうちの滝つぼの中にある洞窟。魚の形をしている。
ナマズのおおぐち
第五のダンジョン。マーサのいりえにある洞窟。ナマズのような形をしている。
かおのしんでん
第六のダンジョン。南北2つの神殿からなる、コホリント島の古代遺跡。角が生えた顔の形をしている。南の神殿 には島の真実を伝える壁画がある。北の神殿がメインダンジョンとなる。
オオワシのとう
第七のダンジョン。タルタルさんみゃく東部にある高層の塔。手強い敵が多数おり、謎解きの手間も最難関。
カメイワ
第八のダンジョン。タルタルさんみゃく西部にある洞窟。亀の形をしている。実質的なラストダンジョンのためマップの広さは最長。
タルタルさんみゃく
島の北端に位置する山脈。中央のタマランチ山の頂上には『せいなるタマゴ』があり、その中で島の神『かぜのさかな』が眠り続けているという。
聖なるタマゴ
ラストダンジョン。すべてのダンジョンをクリアしないと入れない。またラスボスと戦うためには聖なるタマゴの謎を解く必要がある。
島の呪い?
どの様な理由があれ、コホリント島に一度でも足を踏み入れると、かぜのさかなが目覚めるまでコホリント島近海から出られないという、まるで箱庭の様な呪いに罹ってしまう。
しかも、最近コホリント島に攻め込んで来た魔物達によって、かぜのさかなの目覚めに必要なセイレーンの楽器をコホリント島各地に隠してしまった為、コホリント島からの脱出を更に困難にしている。
意外な事
実はこのコホリント島、あのスマブラよりももっと前に任天堂キャラクター(の一部)がクロスオーバーして登場しており、主にマリオシリーズのキャラクターが多い。
リチャード王子は登場作品が夢をみる島とグラフィックがよく似た「カエルの為に鐘は鳴る」である。
また、どうぶつ村はある意味で将来、任天堂の新たな顔ぶれとなる「どうぶつの森」の登場を予言したといえる。
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島の真相
この先、ネタバレあり
コホリント島の正体は、かぜのさかなが見ていた夢であり、かぜのさかなが目覚めた時点でコホリント島は消滅する。
⋯しかし、かぜのさかなが目を覚ますことはなかった。
これは、かぜのさかなが今まで見て来た悪夢達がコホリント島の正体を知ってしまったことで、目覚め=コホリント島ひいては自分たちが消滅する運命であることを悟った彼らは、消滅を防ぐ為にかぜのさかなを目覚めないようにしたため。
それでもなお、かぜのさかなを目覚めさせようとする者(=内側からコホリント島を破壊する者)が現れた時に備えて、あたかもコホリント島を侵略しに来た魔物に化けることで、コホリント島の住人達を監視していた。
そこで、かぜのさかなの心の一部である『フクロウ』が、目覚めのためにコホリント島へ漂着したリンクを助言することで彼の冒険を導き、最後はリンクによって悪夢達が倒されたことにより目覚めのための障害がなくなったかぜのさかなは目を覚まし、コホリント島も消滅したのである。
伏線は登場人物達にも張られており、本来は相見える事がないはずのゼルダの伝説以外の作品のキャラクターが初めて出てきた事と、夢にまつわる事ではスーパーマリオUSAの舞台である「夢の国サブコン」のマムーがいる事である。
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