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妖術師(FGO)の編集履歴

2019-11-26 12:53:14 バージョン

妖術師(FGO)

ようじゅつし

「Fate/GrandOrder」1.5部の亜種特異点Ⅲ『屍山血河舞台下総国』の登場人物

概要

Fate/GrandOrder第1.5部の亜種特異点Ⅲ『屍山血河舞台下総国』で登場。

英霊剣豪と呼ばれるサーヴァントたちや、怪異や怨霊たちを率いる黒幕。


キャスター・リンボと同じくサタンと呼ばれる存在を崇拝し、目的のためなら手段を選ばない外道。「徳川」を非常に憎んでおり、徳川の時代を憎悪し、その破滅のために下総国を血で染め上げ、秘術を完成させようとしている。


関連タグ

Fate/GrandOrder 屍山血河舞台下総国











以下、ネタバレ注意!








ほう、風魔小太郎は我が貌を知っていたか。ならば貴様は正しき歴史とやらで天草四郎の英霊を見たか。


ネタバレ


是より人の世という地獄を背負って天草が参らん!

CV:内山昂輝


その正体は天草四郎時貞

しかし彼は主人公たちカルデアが知る天草四郎ではなく、宮本武蔵と同じく「剪定事象」によって消滅した世界から弾き出された人間、ホームズ曰く移動特異点と呼べる存在である「異世界の天草四郎」である。


立ち絵や戦闘グラフィックなどは基本的にルーラーの天草と同一だが、目が血走ったように赤く染まっている点が異なる。


彼は英霊・天草四郎と違い、「島原の乱」でただ一人生き残る。その後世界が消滅した後は武蔵と同様に様々な世界を渡り歩いてきた。しかし生きたまま各世界を巡ってきたことで、自分たちを虐殺した徳川への憎しみが増し、生きた怨霊と呼べる存在と化した。そしてサタンと呼ばれる存在に会い、自らの意志で今回の世界に辿り着き徳川への復讐のために事件を引き起こした。

ゆえにクラスも復讐者となっている。


英霊・天草四郎は死んだことで徳川への憎しみを捨て、人類の救済という結論に至った。しかしこちらの天草四郎は逆に生き延びた事で徳川や世の全てを憎悪し、激しい憎悪のままに人を利用し、人の信念を踏み躙る外道となった。目は血のように赤く染まり、表情も穏やかな英霊の方と違い悪鬼そのものである。


正しい歴史の英霊・天草四郎のことは「英霊の座なんぞに収まった腑抜け」と吐き捨てている。それは「人類救済」という歪みながらも強い願望を抱く「英霊・天草四郎時貞」への侮蔑であり、彼を始めサーヴァントたちの抱く信念や業を理解している小太郎は、英霊剣豪にした英霊達を知っていながらも全てのサーヴァントを軽視するその言葉に怒りを露わにしていた。


自分と同じように元の世界を失い、独り永遠に時空を彷徨う運命となった武蔵に対しては何かしらのシンパシーを感じていたようだが、当の武蔵からは「貴方は憎しみで世界を渡ったけれど、私は自由に渡り歩いた」とそれを否定され、更に自分の憎悪をこの世を生きるモノへの嫉妬だと断じられた。


宝具

双腕・零次収束

カルデアの天草と同じ宝具。

ただし原理そのものが同一かについては不明。

おそらくは厭離穢土城を大聖杯の代わりに使っている物と思われる。


島原地獄絵巻

天草四郎の心象風景を投影する固有結界。彼にとっての切り札でもある。

かつての島原藩の圧政、乱での熾烈な籠城戦など、天草四郎が経験した島原の惨状を再現する。

延々と燃え盛る野山から排出される炎熱は、結界内に捕らえた相手を徐々に追い詰めながら焼殺する。サーヴァントならば多少の抵抗は可能だが、魔力に抵抗のない人間では結界内の空気を吸うだけでも肺腑を焼かれて死んでしまう。


結界から自力での脱出は不可能に等しく、また結界は天草四郎を中心としなくとも展開可能なため、自分は現実にいながら対象を一方的に結界内へ幽閉できるという、悪辣な特性を持つ。

一見すると一方的に相手を封殺可能に思えるが、この結界は「天草四郎の無念と憎悪」を反映させたもののため、極限まで高められた“宿業を断つ無想の力”の前には脆いという側面がある。


最期

村正の都牟刈村正によって固有結界・島原地獄絵図を断ち切られただけでなく厭離穢土城を真っ二つにされ計画は崩壊。更に心臓を小太郎がパライソの形見として持っていたクナイで突き刺され、更に「死んで皆にわび続けろ」と吐き捨てられ引導を渡される。

島原地獄絵図の中で彼が言った「空想の根が落ちる」の言葉の意味を主人公達やプレイヤーが知るのは2017年の末になってからであった。


その後天草四郎の幕間『それからも邪悪の話をしよう』にて、主人公の意識下に潜んでいた『残影の残り』が実体を成した姿として登場。オリジナルである天草四郎と相見える事になるが、彼の余裕綽々な態度と主人公と繰り広げる漫才めいた掛け合いについていけず、半置いてけぼり状態となっていた。

うん、なんか、ゴメンね・・・・・


余談

死後に英霊として昇華された後に人類救済を目的として動いた天草四郎、島原の乱から生き延びこの世全てへの復讐をとんでもない規模で行おうとしたこの天草四郎。根っこの意味では結局のところ、同一人物とも言える。また、ルーラーの天草が持つ『復讐者になる程の地獄を見てもなお人類救済を諦めない』という願いの執念深さから、むしろこっちの天草の方が(人間としては)まともなのでは?という見方もされている。

ちなみにこちらの彼に引導を渡した風魔小太郎は、何の因果か自身が腑抜けと罵倒した英霊天草の救済を阻止した少年同じ声であった。

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