概要
ガラパゴス諸島は123の島(主な島は19)から出来た諸島であり、これらの島は火山活動により形成された。
南米エクアドルより約900km西に存在し、大陸から隔絶され、16世紀にスペイン人により発見された。ただし、それ以前に人が一時的に居住した形跡は存在する。
正式名称はコロン諸島で、2万3千人が居住し、主要言語はスペイン語である。
生態系
大陸から隔絶されたガラパゴス諸島に生息する生物は鳥や、海を渡って漂流した生物に限られていた。
人間により持ち込まれるまでは両生類および陸生の哺乳類はこの島には存在せず、爬虫類(亀、トカゲ)、鳥類、水生の哺乳類(アシカ、オットセイ)などの固有種が生態系を構築している。
固有生物
ガラパゴスゾウガメ ガラパゴスペンギン ガラパゴスリクイグアナ ウミイグアナ ガラパゴスオットセイ ガラパゴスアシカ
世界自然遺産
1978年にこの島固有の動植物の貴重さと生物相から世界遺産に登録されている。
ガラパゴス
- ガラパゴス諸島の「他と隔離された環境における独自進化した生態系」にちなみ小笠原諸島は「日本のガラパゴス」と呼ばれる。
- 「独自進化により他の国および地域との互換性が失われ、競争力を失う」ことを意味するビジネス用語に「ガラパゴス化」、「ガラパゴス現象」があり、日本におけるパソコン、携帯電話、鹿児島県の文化、アメリカにおけるSUV等が上げられる。
- シャープから発売されたタブレット端末の商品名に「galapagos」がある。