「ガオマッスルだろうが、やっつけてやりマッスル!」
CV:松本大
概要
邪気がブルドーザーに宿り、身体を作り出した事で誕生したオルグ魔人。
器物通りブルドーザー型のロボットと言うべき外見をしており、両腕がキャタピラとなっている等、前回の携帯電話オルグ同様に機械的な印象を受ける。無論、頭部にはオルグ(百獣戦隊ガオレンジャー)特有の2本の角が生えている。
ブルドーザーらしく凄まじいパワーと鋼の装甲を誇り、ぶちかまし攻撃を得意とするパワーファイターだが、つまらない親父ギャグを好む妙な癖がある。因みに劇中で披露した親父ギャグは以下の通り。
- 「樹には樹(気)を付けな」
- 「木々を切り倒すのが趣味の俺様は木々(嬉々)ッとしてるぜ」
- 「クマ如きにくまって(困って)たまるか!」
- 「どうだ、どうだ、ぶるどうだ~(ブルドーザー)!」
- 「そんなバナナ(バカな)~!」
活躍
ガオソウルの消耗によって体調を崩したガオライオンの為、「輝きのキノコ」を求めて聖なる森へと赴くガオレンジャー一行。だが、目的の場所は既にニュータウンの開発によって開拓されており、森は失われていた。其処へ突如降り注ぐ月の光に照らされ、気付いたら一行は森の中に。そう、聖なる森は異世界だったのである。
同じ頃、ツエツエとヤバイバも5人を尾行していた所へ巻き込まれて聖なる森に飛ばされており、ブルドーザーオルグ自身も何の因果かこの森にいた。
森の番人である喜代からキノコと引き換えに「森を破壊している鬼を対峙して欲しい」と依頼される5人だが、その鬼の正体こそ他でも無いブルドーザーオルグであり、ツエツエの手で巨大化したブルドーザーオルグはそのままガオレンジャーと対峙。パワーアニマルをガオキングダブルナックルに百獣合体させて挑むガオレンジャーだったが、ガオライオンには前回の戦いでダメージが残っていた為、ブルドーザーオルグの攻撃であっさり合体解除にまで追い込まれてしまった。
止めを刺そうとするブルドーザーオルグだったが、喜代の祈りに応えたかの様に突如出現したガオゴリラの剛力とバナナボムに怯む。更にガオゴリラを中心に新たな百獣合体を遂げたガオマッスルが誕生。上記の台詞と共に立ち向かうもその自慢のパワーも通用せずに圧倒され、最期は剛力無双・マッスルラリアットを喰らい爆散した。
ブルドーザーオルグの死後、一同が迷い込んだのは異世界ではなく天正元年の戦国時代だった事が判明する。
尚、こうした事実とガオゴリラが仲間に加わった流れに関してはナレーションも「仲間になりたかったガオゴリラがガオレンジャーを過去に呼んだのか、真実は誰も知らない」と説明している。
余談
モチーフはブルドーザー。
彼が登場したQuest10はガオゴリラ、そしてガオマッスルの初登場回となった。
声を演じた松本氏は昨年の『未来戦隊タイムレンジャー』にて現金強奪犯キースの声を担当。2年後の『爆竜戦隊アバレンジャー』ではハエマツの声を演じている。
関連タグ
百獣戦隊ガオレンジャー オルグ(百獣戦隊ガオレンジャー) オルグ魔人