概要
学ぶための学校や施設に通って講師による指導・教育が出来ない場合、その代わりとして郵便・ラジオ・テレビなど通信媒体を用いて行われる指導・教育のことを「通信教育」という。日本では1886年の東京専門学校(現在の早稲田大学)の「講義録」が最初である。
所定の教育計画に基づいて教科書や補助教材を受講者の元へ送付し、添削指導・質疑応答・テストなどを行っているのが基本。近年はインターネットを利用した通信教育も増えている。
通信制高校、通信制大学は「学校教育法」に基づき定められたもので、一定期間の直接の面接授業がカリキュラムに含まれており、終了試験の合格で晴れて卒業資格をもらうことが出来る。
それ以外で社会人向けにあるものは「社会教育法」に基づき定められているもので、社会教育上奨励すべきものを、文部科学大臣の認定を経て開設している。