概要
2014年5月ごろに志倉千代丸(2019年6月まで当法人理事)が構想した「ニコニコ高等学校」の計画に通信制高校の教員経験者である奥平博一(現・校長)、学校法人のマーケティング経験者が加わり、その3名が中心となって高校設立プロジェクトが開始。
ちょうど同時期に出版社であるKADOKAWAやIT企業であるドワンゴが経営統合を進めていたことから、KADOKAWAのが持つコンテンツやドワンゴの持つ技術力を活用することによって、「通信制高校は全日制高校に通えないから仕方なく選ぶもの」というイメージがある旧来の教育システム・教育方針を変える新しい形の「ネットの高校」の設立を目指し、2016年4月開校。
(設置申請が沖縄県知事より「認可」されたのは開校まで13日前だった。)
校舎は2012年3月末に閉校したうるま市立伊計小中学校を活用、また常に教職員が配置されており、電話やWebによって生徒や保護者との連絡を取っている。
授業も学校の授業とは別に多くの職業体験プランや、各業界のプロによる課外授業も受けられる。
生徒は1万人以上おり、海外で授業を受けることも可能。
しかしN高のキャンパス(沖縄伊計本校)の収容人数が限界を迎えつつあることから、角川ドワンゴ学園は2020年10月に『S高等学校』設立を発表、廃校となった茨城県・つくば市立筑波西中学校を活用して2021年4月に開校した。
現在、S高と合わせて20,441名の生徒が全国で学んでおり、高校としては日本一の生徒数である(2021年8月現在)
大学志望者向けのサポートもしており、東京大学・京都大学など難関大学や海外大学の合格者も輩出している。