しきかんどの
しきかんどの
概要
『MOTHER3』に登場するキャラクターで、ブタマスク達の指揮官。『MOTHERシリーズ』では、テキストが平仮名なのでゲーム中での表記は"しきかんどの"だが、漢字で"指揮官殿"と表記するタグもある。
また、"かめんのおとこ"とも呼ばれている事もある。
リュカ達の前では常に仮面を被り全く喋らない上、登場する度に挨拶代わりとして強力な雷を落とす事も少なくない。だが、ブタマスク達の前では多少なりとも喋った事があるらしく、彼らからは強く慕われている。
更に、ブタマスク達は素顔も見た事があるらしく、その横顔にはまだ幼さが残っているとの事だが......?
ステータス
キングPに造られたメカキマイラであるからか、主に機械らしい電気系の技を使ってくる。戦闘時には強力な『PSI』やビーム、電撃、『シールドキラー』を使用してくる。
また、第7章の戦闘BGM(後述の『関連動画』を参照)のテンポも非常に不規則な為サウンドバトルでの連続攻撃がしづらい強敵となっている。
作中での活躍
第5章
『イカヅチの塔』のラストで、ブタ母艦の艦内から初登場。出口へ垂れたハシゴにヨクバ.....ではなく、ヒモヘビの力で掴まっているリュカ達を見てしまう。
だが、何を思ったのか直後に艦内へ戻った為、この時点で詳細は不明のままとなった。
第7章〜第8章
第7章『7本の針』では、マジプシー達が守っていたハリを抜き闇のドラゴンを目覚めさせる為に本格的に暗躍し始める。しかし、リュカ達も同じ目的を持って旅をしていると知って以降出会う度に何度も対立するようになる。
道中ではエオリアとリディア、ミクソリディアが守っていたハリを彼が、ドリアとフリギアが守っていたハリをリュカが抜いていった。そして、イオニアが守っていた『チュピチュピョイ神殿』のハリを巡って遂に初めて激突する事になる。
だが、予想以上の強さで敗北し一時退却を余儀なくされた為、最終的にこの神殿のハリはリュカによって抜かれた。この時点でお互いに抜いたハリは3本ずつとなり、第8章『なにもかも なにもかも』で『ニューポークシティ』の何処かに残された最後の1本の所へ向かう事になるが......。
※この先は、本編に関する重大なネタバレが含まれております。閲覧の際には充分ご注意下さい。
◆なぜ ポーキーとやらに
したがっているのかは わからんが
おれは ちちおやとして
とうとう
まいごにさせていた
じぶんの
かわいい むすこを
みつけたよ。
◆リュカ。
よろこんでくれるな。
とうとう にいさんを
みつけたぞ。
【正体】
第8章の終盤で、彼は3年前にメカドラゴに1人で戦いを挑み行方不明になったクラウスである事が明らかになった。第1章『とむらいの夜』のラストで、フリントとアレックがメカドラゴに辛くも勝利した直後のムービーで崖下に倒れている彼の姿が少しだけ映るが、実はこの時点で既に命を落としていた。
しかし、クラウスの遺体はブタマスク達に回収され、その後ポーキーの手によりメカキマイラとして蘇る事になる。同時に、生前の記憶も完全に失われてしまった。
更に、『ノーウェア島』各地に隠されているハリを抜けた理由はリュカと同様マジプシーでも覚えない特別な『PSI』を使えた為であった。その後、恐らくはヨクバから聞いたのであろうハリの情報を聞いたポーキーの命令に従い、各地のハリを抜いていく事になる。
そして、『エンパイアポーキービル』の最深部で最後のハリがある場所で一行と鉢合わせになり、ラスボスとして最後の勝負を挑んでくる。なお、この時に放った雷でリュカ以外のメンバーは『きぜつ』状態になり、双子同士でのタイマン勝負となる(因みに、ここで仲間をカムバックさせても再び雷で倒されてしまうので全く意味が無い)。
戦闘中では、実の家族に何の躊躇いもなく容赦無く攻撃や『PSI』を仕掛けてくる。リュカも当初のうちは攻撃は一切出来ないが.....。
しかし、霊として現れたヒナワの説得により失われた筈の自我が徐々に蘇り、攻撃に躊躇いが見られるようになる(同時に、背景のエフェクトも所々ぼやけ始め、次第に穏やかな波長になっていく)。遂に自我が完全に戻った際には自ら仮面を外し素顔を見せた後、1発の雷を放った......それも、リュカが身に付けていた『フランクリンバッヂ』を利用し、自分自身に致命的なダメージを与える為に。
そして、3年前に行方不明になった事を謝った後いつか再会出来る事を願い、リュカの腕の中で永遠の眠りについた。
リュカの色変えカラーの1つに、5Pカラーで『かめんのおとこ』のデザインが追加された。
スマブラSP
スピリットとして登場。ランクは★3(ACE)でアタッカータイプ。
スキルは『剣攻撃強化』。クリアゲッターでは、これに憑依されたリュカ(5Pカラー)と『ニューポークシティ』で戦う事になる。
なお、リュカの『最後の切りふだ』である『PKスターストーム』が発動している際に見える背景は、かめんのおとことの戦闘シーンで登場する背景が元になっている。
関連イラスト
pixiv内では、仮面が外れた物や中からオレンジ髪が見えるイラストの割合が圧倒的に多く、本編をしていなくても正体が分かりやすくなっている。また、作中でもブタマスク達やヨクバの反応、使ってくる『PSI』、攻撃時に鳴る楽器の音から正体が明かされる以前に彼が誰なのか大体察しがついたプレイヤーも居たようだ。
なお、オッドアイのイラストも多々見られるが公式設定ではないので注意。
更に、何故かは分からないがメイドロボのマシュマロちゃんとのカップリングイラストも多い。
関連動画
- 『つよきもの(かめんのおとこ)』
第7章での戦闘BGM。けっかいトリオの戦闘BGM『つよきもの』の別バージョンだが、こちらはテンポが不規則になっている為サウンドバトル殺しとなっている。
- 『かめんのおとことのたたかい』
ラストバトルで流れる第1段階の戦闘BGM。
- 『メモリー・オブ・マザー』
第2段階の戦闘BGM。
- 『おわった』
第3段階の戦闘BGM。
関連タグ
前2作のラスボス
ギーグ:『MOTHER』・『MOTHER2 ギーグの逆襲』
そっくりさん
似通った立場の人。主人公との血縁があるのも同様。
◆こんなことになって ごめんな。
◆ぼくの さいごのときに
いっしょにいてくれて
ほんとうに うれしいよ。
◆ありがとう。
◆おとうさん。
◆ごめんなさい。
◆ちゃんと いうこときかなくて。
◆もう ぼくは
おかあさんのところに いくよ。
◆リュカ。
◆また さ
あえると いいな。
◆さよなら。
ありがとう。
ごめんな。