「バカめ、このカイメングリーンは不死身だ!」
概要
人間態:潮健児
声優:大宮悌二
『人造人間キカイダー』第27話から29話までに登場したダーク破壊部隊のアンドロイド。身長2m、体重91㎏。
海綿という全く戦闘に向かない生物をモチーフにしているだけあって、まんまるいデカ頭とアイスクリームみたいな手足が特徴の非常に描きやすいデザインのロボットである。
バイオレットサザエ、アカオニオコゼと共に荒木博士の作った良心回路の設計図を奪取するのが目的で、顔色の悪い中年男性に変身(実際は他のダークロボット同様幻を見せているだけ)することが出来る。
頭の部分はただのダミーで、千切って投げつけることで岩石をドロドロに溶かすほどの毒液を放つほか、転がして相手を跳ね飛ばすこともできる。両腕には焼夷弾発射装置が仕込まれており、幻術を見せることもできる。
しかし最大の特徴は擬死能力であり、わざとバラバラに分裂して破壊されたと敵に誤解させ、油断した隙に合体して元に戻り隙を突くことが出来る。
ただし頭はバカぞろいのダークロボットの中でもチャンピオン級のバカであり、光明寺姉弟を追い詰めたと思いきや誤射で設計図を丸焼きにしてしまい、ヤケを起こして焼夷弾を滅茶苦茶に撃ったせいでプロフェッサー・ギルの笛を遮る結果を巻き起こしたうえ、コアをデンジエンドで破壊されて完全に機能停止した。
派生作品
デザインが簡単だからか『スーパー特撮大戦2001』や『スーパーヒーロー作戦』にも登場しており、後者では原作のアカ地雷ガマの役も担う(つまりキカイダーを完全破壊すると言う大金星を挙げる)が、やはり逆上したハカイダーに完膚なきまでに粉砕されてしまう。
イギリスのテクノバンド The Chemical BrothersのPVにもアンドロイドマンと一緒に登場している。