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『できることならあの美しい女の姿で死にたかった』


概要編集

CV:京田尚子

演(人間態):進千賀子

バイオレットサザエとは、『人造人間キカイダー』のキャラクター。


第27話『バイオレットサザエの悪魔の恋』に登場した、ダーク破壊部隊ダークロボット

全身をトゲトゲのサザエの殻に包まれており、顔面にはサザエのフタのような渦巻模様がある。

必殺技は全身のトゲを発射する『サザエ車』に、発熱した顔面を回転させ発射し、敵にくっつけダメージを与える『サザエ焼き』

女性型らしく、紫のスカーフを付けた美女の姿を持ち、配下のアンドロイドマンも女性型である。ただし戦闘時の一人称は『オレ』。


作中では良心回路を完成させた荒木博士を襲撃し、その設計図を渡すように共用するも、博士の罠にはまり体を拘束されてしまう。

あやうく博士に改造されてしまうところであったが、カイメングリーンによって助けられる。だが激昂のあまり、カイメングリーンが静止するのも無視し博士を殺害してしまい、設計図のありかもわからなくなってしまった。

直後に現れたキカイダーとの戦いで胸部を破損。その後、美女の姿で苦しんでいるところをジローに発見されるが、『相手が誰であろうと殺さずに済むなら助けてやりたい』という理由で命を救われる。その優しさを受け『自分もあなたのような良心回路が欲しい』と答えた。

だがそれによりダークに裏切者と見なされたのか襲撃を受け、ジローと共に逃走する。

その二人の様子はマサルが『やっぱり人造人間同士は好きになれるんだね』と漏らし、ミツコも嫉妬を隠せずに苛立つほどの物であった。

だが粛清に現れたカイメングリーンとアカオニオコゼに『自分は裏切っていない』と答え、ロボット形態に戻る。直後に三体並んで『オイッチニオイッチニ』と並んで歩くところを半平に目撃された。

その後、カイメングリーンと共に設計図のありかを知るミツコに襲い掛かるが、止めに入ったジロー=キカイダーと戦闘に突入。『さっき言ったことは嘘だったのか』と問いかけられるも『ほざくな』『黙れ』と吐き捨てた。

『もう一度考えなおせ』と説得するキカイダーを無視し必殺の『サザエ焼き』で攻撃するも、触手を叩き折られ怯んだところに回転アタック、大車輪投げ、さらにデンジエンドを受けてしまう。

死の間際に『さっき言ったことは本当だった。でも私たちはプロフェッサー・ギルからは逃れられないのよ』と叫び、美しい女の姿で死にたかったと言い遺し爆発してしまった。


作中の描写ではどこまでが本心でどこからが計略だったのか完全に把握することは難しい。ジローとの交流や戦闘の中で揺れ動いていたのかもしれない。


関連タグ編集

人造人間キカイダー バイオレット サザエ  人造人間

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