カラレス

かられす

カラレスとは、真船一雄の漫画『ウルトラマンSTORY0』に登場するオリジナルのウルトラ戦士である。

概要

　「慈愛の戦士」と呼ばれる。ウルトラの父とウルトラの母に助けられた過去を持ち、その恩義から二人に代わりウルトラマンタロウの教育係を務める。

　かつて自身の力によって大きな過ちを犯した過去があるようで(これは彼に限らず、他の戦士にも当てはまるようだ)、M87光線で多くの命を巻き添えにしてしまったことを悔やむゾフィーの考えに同調し、「この力を使うには臆病なくらいがいい」と思いを述べた。

　そのため自然を破壊しながら敵を倒したタロウを厳しく叱責し、命の重さを説いた。

(初期設定画集より)

　典型的なシルバー族。3本のウルトラホーンを持つ。

　この他、初期設定では「ファイヤースフィア」なる技も存在した。

　イケメンでなかなかのおしゃれさんである。

　どことなく、タロウ本編に出てくる東光太郎と似ている…ような気がする。

　バッジ。弟子のタロウと違い胸につけている。

　落ち着いていて団体行動の時はまとめ役をすることが多い。

　ちなみに一人称は初期は「俺」だったが、タロウの指導役になってからは「私」になっている。

　物語終盤、星間連合の拠点にザージ、ウルトラマンと共に乗り込むが、ババルウが化けたタロウによって左のウルトラホーンごと体を切り裂かれてしまう。

　残された力を使い、同じく瀕死の重傷を負ったザージ、フリーザスが凍結させた星間連合基地を自身の能力で水蒸気爆発させ、爆死した。