概要
フルネームはラムザ・ベオルブ。由緒ある騎士の家系ベオルブ家の三男であり、天騎士バルバネス・ベオルブの息子。
一人称は「僕」。良いとこ育ちのお坊ちゃんでやや世間知らずなところがある為、相手からナメられることもあるがそれでもめげない真面目で正義感の強い少年である。金髪でアホ毛がある。
兄にダイスダーグ・ベオルブとザルバッグ・ベオルブ、妹にアルマ・ベオルブがいる。ダイスダーグとザルバッグは正妻の子だがラムザとアルマは妾の子である。家族思いのザルバッグ、アルマとは仲が良い。親友はディリータ・ハイラル。ストーリーが進むとムスタディオ・ブナンザとも親しくなる。
年齢は16歳。最短でクリアすると19歳。フィールドの移動によって年月が経過するシステムの為、膨大な時間をかけて寄り道しまくるとある意味不老の99歳になることも可能。もちろんシステム上の年齢なので作中の容姿や性格に変化は生じない。天然なのか年齢に配慮してなのか、酒場を訪れた際に飲み物を勧められてミルクを注文する場面がある。
とにかく人生ハードモード。物語が始まってすぐに父親が死亡。その後もあれよあれよと波乱の人生を歩むことになる。一時期はベオルブの名を捨てて傭兵になり、母方の姓を名乗り「ラムザ・ルグリア」として生きていた。ラムザのテーマ曲である『主人公のテーマ』も静かな哀愁に満ちた繊細な曲となっている。
作中の歴史上『異端者』と呼ばれる人物であるが、禁書に指定された『デュライ白書』によれば彼こそが『真の英雄』と呼ぶべき人物であったとされる。その真実を、歴史学者アラズラム・J・Dと共にゲームを通じて読み解くのがプレイヤーの使命となる。
本編は家出して傭兵になった時期が物語の始まりなので残念ながら家出しないという分岐ルートはなく、またディリータ編も存在しない。
見習い戦士
本来であれば最弱ジョブの見習い戦士がラムザの代表的なジョブとなっている。それもそのはず、ラムザの見習い戦士のみストーリーが進むにつれて性能が強化されていき、最終的には強力な騎士剣を装備し戦場で『叫ぶ』ことで自己強化、仲間に『エール』を送り行動力を上げる猛者と化す。ついでにアルテマをラーニングし使用することもできる。天騎士もびっくりの活躍を見せるがネックなのはどれだけ強くても「見習い」とされるジョブ名だけ。
容姿
金髪で線の細い中性的な少年。ストーリーの進行に応じて容姿や衣装が変化する。
第一章の士官学校時代の容姿は、一本結びした長髪とワンピース状の青い上着にロングブーツ。この長い上着はチェインメイル(鎖帷子)等の上に着る物で、設定画でも服の下に鎧を着ていると書いてある。が、LoV3やDFFのグラフィックは体にフィットした普通の服となっている。
第二章では冒頭まで傭兵として過ごしていた為、第一章の華やかな服装から一転して長髪を切り落とし無骨な黒い鎧を身につけている。第三章も同様。恐らくFFT本編をプレイした人にとってはこの出で立ちが一番馴染み深いと思われる。ゲーム開始時にこの服装の後ろ姿が出てくるが、やけに尻が強調されている。
第四章は水色の鎧に牛のようなマークが入った黒いハイネック、更に下半身は貞操帯のような防具を付けている。後ろ姿はインナーを着ているとはいえほぼTバック状態・・・色々と謎の多い衣装だがこの格好でEDを迎えることとなる。ラスボスに対抗したのか?
ディシディアファイナルファンタジー
AC版から2016年2月4日にアップデートと同時に参戦となった。攻撃タイプはユニーク。
参戦キャラクターの中でも唯一自力で固有EXスキルゲージを「ためる」事が出来、満タンの時に自身を強化する「さけぶ」の状態にするかボタンを長押しすることで他の2人を強化する「おうえん」のどちらかを使うことが出来る。その分通常状態での攻撃性能は控え目。
二次創作
中性的な容姿による女装や男の娘ネタの他、良い子キャラの宿命とも言える腹黒・鬼畜ネタがよく見受けられる。
また、サブイベントにおけるラムザの迷セリフ「ムスタディオをやっつけろ♥」は、天然では済まされないレベルとして、前述の鬼畜ネタの誕生に一役買っているようだ。
関連イラスト
関連動画
オペラオムニア ラムザ紹介動画https://www.youtube.com/watch?v=RHMlK-WAhmw