概要
魚人島の海賊、新魚人海賊団の幹部でサメの一種「オオセ」の魚人。
クールで冷静沈着な性格であり、血気盛んな仲間達を諫めたりする事が多い他、共同戦線を組んでいた他の海賊団の一員を、嘘で言いくるめて士気を上げさせる等、知恵も回る策士。
ギャグパートではツッコミ役としても機能するが、後述の透明化技能を活かそうとしたあとにボケ側になることも。
人一倍プライドが高く「魚人街の貴族」を自称しており、自分のミス等を決して認めず、苦しい言い訳をしてでも徹底して誤魔化そうとする。
なお彼らが切り札として持っている劇薬「エネルギーステロイド(通称E.S)」の量産も彼が行っている事もあり、見方によっては首魁以上に重要な存在とも言える。
プロフィール
本名 | ゼオ |
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自称 | 魚人街の貴族 |
年齢 | 30歳 |
身長 | 325cm |
懸賞金 | 不明 |
所属 | 新魚人海賊団幹部 |
種族 | オオセ(サメ)の魚人 |
能力 | 透明化できる(自前の特性) |
出身地 | 偉大なる航路 魚人島 リュウグウ王国(魚人街) |
誕生日 | 11月11日 |
血液型 | X型 |
好物 | うなぎのかば焼き |
CV | 浅沼晋太郎氏 |
戦闘
武器は片端に分銅が付いた長い鎖を使用、これを振り回して離れた距離から相手を絡め取って動きを封じたり、重り部分を叩き付けて攻撃する。
本気になると2本持ち出し、間合いに入った相手を即座に迎撃する速度で振るう。
戦闘時にはカメレオンのように自らを風景と一体化する事が可能。
隠密行動や奇襲にもその特技を活かそうとするが何故か使いこなせていないようで、擬態中に声を発して居場所を勘付かれる・事情を知らない第三者の害虫駆除に巻き込まれる等、自滅に近い形でダメージを受けている。
E.S.を服用する事により、通常時とは比較にならない程、戦闘力が跳ね上がる。
その他、ヒラメやカレイのように海底で生息する底魚にあたるオオセの魚人であるからか、地を泳ぐような挙動をとりつつ移動することがあり、その移動法をもって相手の脚をつかんで動きを封じることもあるが、時にはこの移動の仕方が仇になって相手に意図せず踏まれるといったトラブルにつながることも。(上記の一体化の技能を使いこなせていない理由も、プライドの高さだけでなく、この移動法によるところがあると思われる。)
活躍
魚人島でホーディ・ジョーンズらと共に、島を治めるリュウグウ王国に対してクーデターを起こした。
後述するドーピング剤「エネルギーステロイド」の量産を手掛けていたのは彼であり、そう言った面でも海賊団に貢献している。
麦わらの一味との戦いではナミを一度足止めし仕留めにかかるも、ブルックの横槍によって失敗。
その後ブルックと対戦したが、「戦いに死ねん奴らは今ここでおれの手で死に、人間への怨みを残せ!!」と容赦なく味方すら手にかける姿勢がブルックの怒りを買い、「掠り唄 吹雪斬り」の前に敗北した。
更に戦いの後、戦いの前に服用したドーピング剤「エネルギーステロイド(通称“E・S”)」の副作用により急激に老化してしまった。
公式スピンオフのギャグマンガ『ワンピースパーティー』においてはホーディと共に牢を抜け出し、しらほし姫を人質にして立てこもり事件を起こすもキャロットが適当に流したエレクトロに巻き込まれ、何もしないうちにやられた。
技
- カムフラージュ・カーペット
姿を消して移動する。
- ボディ・DE・ソードクラッシュ
自ら攻撃を受ける代わりに相手の武器を破壊する…とのことだが、単に斬られてダメージを受けただけ。
ギリギリまで引き付け、攻撃を受ける瞬間に武装色の覇気による防御や「鉄塊」を発動させるなどの技術があれば本当に武器破壊もできたかもしれないが……。
ちなみに攻撃を受ける瞬間に鉄塊を発動させる技にはルッチの「鉄塊・空木」があるものの、ゼオは鉄塊も武装色も体得していないようなので(あったとしても練度は低いと思われる)、所詮相手の攻撃を許してしまった際の言い訳なのだろう。
- 超足裏頭突き(スーパーソールヘッドバッド)
後からじわじわ効いてくる頭突き…と言い張っているが、単に頭を踏まれているだけ。
- 神隠れフレイル"66(ロクロク)首"
透明化した状態から不意打ちのように繰り出す締め上げ攻撃。
首を絞めるので大半の相手は窒息させて倒せると思われるが、ブルックにはほとんど効いていなかった。
関連タグ
ワンピース ONEPIECE 海賊 新魚人海賊団 ホーディ・ジョーンズ 魚人 シャーカン ヘイトクライム 負けず嫌い 意地っ張り