南海12000系
2011年(平成23年)9月から運用されている南海本線の特急「サザン」の指定席車両。
先代の特急形車両である10000系の置き換え目的に4両編成2本が製造された。
車両の愛称は「サザンプレミアム」で、日本の鉄道車両では初めてシャープのプラズマクラスター空気清浄機を搭載した。
難波側に連結される4両の自由席車両には8000系が基本的に使われる。
8300系、1000系、9000系とも連結可能(ただし営業運転では1000系、8300系との併結は実現していない)。
また、高野線系統特急車両検査時の代走のため、特急「泉北ライナー」の運用に入ることもある。
2017年(平成29年)時点で4両編成2本在籍し、南海本線のサザンを中心に運用される。
泉北高速鉄道12000系
特急『泉北ライナー』用として2017年(平成29年)1月27日から運行開始した車両。
車体や走行機器などは南海の同形式に準ずるが、番号が20番台や内装がカラフルになっているなど、細かい点では差異が見られる。
こちらはサザンと事なり、単独運用がメインで南海本線には基本的には運行されない。
4両編成1本が在籍している。